資産運用会社におけるシステム開発最適化の施策

2021-12-17

ファンドニュース(120)

資産運用会社において、デジタル化は避けられないキーワードとなっています。

オルタナティブ投資やSDGsなど、投資のテーマが多様化する中で、資産運用会社は情報収集範囲の拡大に期待しています。扱うデータの範囲が広がると、データの共有や利活用に関する属人化の解消、グラフなどを用いたデータの視覚化などの要望が出てきます。そのため、特定のソリューションに自社のデータを全て託すのではなく、自社内でデータレイクを構築することが有益と考えられています。これらは、今後の資産運用会社にとって競争の源泉になると予想されます。

他方で、業務が高度化する状況下では、従業員が専門性を求められる業務に集中できるように、単純作業を効率化するニーズも高まります。

本稿では、デジタル化を推進するためのシステム開発の最適化に関する課題や、対応策を紹介します。

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