医彩―患者目線の社会改革 第1回

「こどもホスピス」が当たり前の存在になる未来 コンサルタントが果たすべき役割とは

  • 2024-09-09

重篤な疾患への罹患は他人事ではなく誰にでも起こり得るものであり、患者ニーズへの応需は社会全体の利益につながります。「医彩―患者目線の社会改革」では、患者ニーズに合致した、あるべき姿へと変革をもたらすために、患者や患者家族の声を届け、私たちがなすべきことを模索します。

どんなに重篤な病気のこどもであっても、楽しく遊んでこどもらしい時間を過ごしてほしい――。認定NPO法人「横浜こどもホスピスプロジェクト」代表理事の田川尚登氏がこどもホスピスの設立を決心したのは、次女を脳腫瘍で亡くしたことがきっかけだったといいます。日本においてこどもホスピスの認知度は、決して高いとは言えません。田川氏はその一因について「患者やその家族の声が製薬会社やヘルスケア関連企業、そして社会全体に届いていない」と指摘します。

こどもホスピスが当たり前の施設として存在するために、私たちは何をすべきなのでしょうか。お話を伺いました。(本文敬称略)


登壇者

認定NPO法人
横浜こどもホスピスプロジェクト
代表理事
田川 尚登氏

PwCコンサルティング
上席執行役員 パートナー
ヘルスケア・医薬ライフサイエンス事業部
ヴィリヤブパ・プルック(エディ)

モデレータ

PwCコンサルティング
パートナー
ヘルスケア・医薬ライフサイエンス事業部
高橋 啓

※所属法人名や肩書き、各自の在籍状況については掲載当時の情報です。

左から高橋啓、田川尚登 氏、ヴィリヤブパ・プルック(エディ)

主要メンバー

ヴィリヤブパ プルック(エディ)

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

Email

髙橋 啓

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

Email


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