第8回 加工食品物流のエキスパートと語る 持続可能な物流の構築・維持を目指して

2021-11-18

日本では近年、トラックドライバーを中心とした人手不足や、「物流の2024年問題」(働き方改革関連法により、2024年4月1日からトラックドライバーに適用される時間外労働の上限が規制されることによって生じる諸問題のこと)などを背景に、物流危機が語られ始めています。こうした危機に対しては、もはや単独の企業のみでの対応することは難しく、サプライチェーンを横断した物流プラットフォームを構築し、関係する企業が一体となって具体的に対応していくべきとの声は今後ますます高まっていくと予想されます。そこでPwCコンサルティング合同会社のOperations Transformationは、「持続可能な物流の構築・維持をどのようにして実現できるか」を、ビジネスリーダーとのディスカッションを通じて考察していきたいと思います。

今回のテーマは「持続可能な物流の構築・維持を目指して」です。加工食品物流プラットフォームの構築を手掛ける味の素株式会社の上席理事で物流企画部長を務める堀尾仁氏と、SCM領域のオペレーションズ改革を手掛けるPwCコンサルティング合同会社パートナーの田中大海が、物流業界にとって重要な変革ドライバーや、異業種間や産官学などの壁を超える連携および協力体制のあり方、国や行政当局を巻き込んだルールメイキングのあり方について議論しました。

対談者

堀尾 仁氏
味の素株式会社 上席理事 食品事業本部 物流企画部長

田中 大海
PwC コンサルティング合同会社 Operations Transformation パートナー

※法人名、部門名、役職、対談の内容などは掲載当時のものです。

(左から)堀尾 仁氏、田中 大海

(左から)堀尾 仁氏、田中 大海

主要メンバー

田中 大海

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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堀尾 宜史

シニアマネージャー, PwCコンサルティング合同会社

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増田 潤一郎

シニアマネージャー, PwCコンサルティング合同会社

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アフターコロナ/ウィズコロナ時代のSCMのあり方

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「アフターコロナ/ウィズコロナ時代のSCMのあり方」第8回 加工食品物流のエキスパートと語る 持続可能な物流の構築・維持を目指して

味の素株式会社の上席理事で物流企画部長を務める堀尾仁氏と、物流業界にとって重要な変革ドライバーや、異業種間や産官学などの壁を超える連携および協力体制のあり方、国や行政当局を巻き込んだルールメイキングのあり方について議論しました。

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インサイト/ニュース

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