金融のネットゼロの最前線。第一生命ホールディングスも関わるGFANZが、日本とアジアで提示する新パラダイム

  • 2023-09-29

ネットゼロ(Net Zero)とは、温室効果ガスの排出と吸収の均衡を追求し、全体の排出を“正味”ゼロとする取り組みを指します。世界の国々が実現に向けて結束している中にあって、日本政府も2050年までにカーボンニュートラルの達成を公言しています。

第一生命グループ(以下、第一生命)は、このネットゼロの実現を目指す国際的な金融機関の連合、グラスゴー金融同盟(GFANZ)に初期段階から参画し、主要な役割を担ってきました。直近ではアジア太平洋(APAC)エリアの拠点、日本支部の設立にも主導的に取り組んでいます。

今回、GFANZのステアリンググループのメンバーとして取り組みを牽引する第一生命の太田浩氏を迎え、ネットゼロ達成に向けて金融機関が担うべき役割や、そのビジョンについて深く探る機会を得ました。インタビュアーを務めるPwC Japanグループのサステナビリティ・センター・オブ・エクセレンスの牧内秀直は、過去、第一生命での勤務経験を持ち、太田氏の前任者としてGFANZのステアリンググループでの活動に携わっていました。その経験を生かし、より深い視点でGFANZについて迫ります。

太田浩氏
第一生命ホールディングス株式会社
第一生命保険株式会社
経営企画ユニット サステナビリティ推進室 フェロー

牧内秀直
PwC Japanグループ
サステナビリティ・センター・オブ・エクセレンス 執行役員

※法人名、役職、インタビューの内容などは掲載当時のものです。

(左から) 太田浩氏、牧内秀直

(左から)太田浩氏、牧内秀直

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