
The Sustainability Yearbook 2020 日本語版
RobecoSAMのESGレーティング事業がS&P Global傘下となってから初となる「Sustainability Yearbook 2020 日本語版」が発行されました。PwC Japanグループは、2015年より日本語版の制作に協力しています。
2016-04-21
2015年に引き続き、PwCサステナビリティ合同会社が制作に協力しました「サステナビリティイヤーブック2016日本語版」がRobecoSAM※1より発行されました。
サステナビリティ投資に特化した投資専門会社であるスイスのRobecoSAMは、独自に開発したコーポレートサステナビリティ評価(CSA)により、世界の主要企業の財務上重要なサステナビリティ/ESG(環境・社会・ガバナンス)の取り組みを毎年評価し、優れた取り組みを実践している企業を「サステナビリティイヤーブック」にて発表しています。ベスト・イン・クラスの企業のみが掲載される同イヤーブックは、長期的に競争力の高い企業を選別する投資家にとっての羅針盤として、また、企業にとってはベンチマークのツールとして広く活用されています。またCSAは世界的に最も有名なサステナビリティ格付けの1つであるDow Jones Sustainability Index (DJSI)※2の企業評価の際にも利用されています。
サステナビリティイヤーブック2016には、グローバル企業2,000社超によるサステナビリティへの取り組みの分析結果として優良企業464社が示されるとともに、分析対象の全59産業ごとに主要な動向が整理されています。
選定された優良企業の地理的分布をみると、欧州(203社)が最も多く、次いでアジア太平洋(116社)、北米(87社)、新興国市場(58社)となっています。日本企業においては、昨年よりも9社増えて48社がサステナビリティ先進企業として名を連ねています。
さらに、サステナビリティイヤーブック2016には、RobecoSAM(当時、SAM)がS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス(当時、ダウ・ジョーンズ・インデックス)とグローバルなインデックスの開発に向けて合意した1998年にさかのぼり、CSAの発展を振り返る年表が紹介されています。
また、現在のCSAの質問票については、DJSIの構成銘柄決定に代表されるあらゆるサステナビリティ投資(産業ごとのマテリアリティ分析やスマートESGの開発など)における調査研究、RobecoSAMにおけるポートフォリオマネジメント、同社親会社のRobecoにおける株式や債券投資への統合、そして企業向けのサステナビリティサービスなど、その活用方法が多岐にわたることも説明されています。RobecoSAMが創立以来20年にわたってサステナビリティ投資業界そのものをいかにけん引し、今後もイノベーションを続けるかの考察も取り上げられています。
PwCサステナビリティ合同会社は、PwCグローバルネットワークと連携し、DJSIをはじめとするサステナビリティ格付け対応支援を含むサステナビリティ/CSV/CSR戦略立案および情報開示支援に係るアドバイザリーサービスを通して、日本企業のコーポレートサステナビリティの推進を支援しています。
※1 RobecoSAM:
1995年に設立されたサステナビリティ投資に特化した投資専門会社。資産運用業務の他、各種インデックス、エンゲージメント、議決権行使、影響分析、サステナビリティ評価、ベンチマーク作成サービスを提供しています。本社はチューリッヒにあり、およそ130人の専門家を擁しています。
※2 Dow Jones Sustainability Index (DJSI):
RobecoSAMがS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスと協働で1999年に開発した世界有数のコーポレートサステナビリティ格付け。RobecoSAMが実施するCSAの結果に基づき、各産業において上位10%の評価を得た企業がDJSI World Indexに、また、上位20%がDJSI Asia Pacific Indexなどのインデックスの構成銘柄に選定されます。構成銘柄は毎年9月に公表され、直近ではDJSI World Indexに317社、DJSI Asia Pacific Indexには135社が選定されました。DJSIは、グローバルなベンチマークとして投資家や資産運用マネージャーにも広く活用されています。
RobecoSAMのESGレーティング事業がS&P Global傘下となってから初となる「Sustainability Yearbook 2020 日本語版」が発行されました。PwC Japanグループは、2015年より日本語版の制作に協力しています。
「Sustainability Yearbook 2018 日本語版」がRobecoSAM AGより発行されました。PwC Japanグループは、日本企業におけるサステナビリティマネジメントや重要性が高まりつつある企業と投資家の対話において、これが広く活用されることを願い、2018年も日本語版の制作に協力しました。
世界主要企業の財務上重要なサステナビリティ/ESGの取り組みをRobecoSAMが独自の指標により評価している「サステナビリティイヤーブック2017」。2017年版も日本語版はPwCが制作協力しています。
世界主要企業の財務上重要なサステナビリティ/ESGの取り組みをRobecoSAMが独自評価指標により評価している「サステナビリティイヤーブック2016」。2015年に続き日本語版はPwCが制作協力しています。
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