EUにおける電子インボイス義務化の動き―ViDAパッケージの承認―

2024-12-25

Japan Tax Update
2024年12月25日

2024年11月5日のEU財務相会議(ECOFIN)において、2年間の交渉を経て、VAT in the Digital Age(以下、ViDA)パッケージが承認されました。欧州の付加価値税(Value Added Tax, 以下、VAT)制度に関して、これまで数年おきに改正が行われてきましたが、今回の改正が欧州でビジネス展開する企業に与える影響は極めて大きく、現地に子会社や支店を構える日系企業はもちろんのこと、商流仲介などにより欧州VATの申告を行っている日本企業にも影響があります。本稿では、この度EUレベルで承認されたViDAの概要について解説するとともに、ViDAが今後の日系企業の欧州ビジネスにどのように影響するかについて考察します。

  1. ViDAの概要
  2. 電子インボイスの義務化/デジタル報告制度の導入
  3. 単一VAT登録(Single VAT Registration, SVR)
  4. 日本本社への示唆

(全文はPDFをご参照ください。)

EUにおける電子インボイス義務化の動き―ViDAパッケージの承認―

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