
不正調査開示事例の分析 調査報告書から見る不正の傾向と考察 第2回:不正の概要と調査形態
PwCリスクアドバイザリーは2020年~2023年に上場企業が開示した不正行為に対する調査結果について、2024年4月末時点の公開情報を基に集計、分析しました。その集計結果から不正の概要と調査形態について解説します。
特許権をはじめとする知的財産権は、企業の重要な収益源であり、戦略的なマネジメントの必要性が高まっています。製造技術、ソフトウエア、ブランドや商標など、他社とライセンス契約を締結してライセンスを供与する場合、通常ライセンサー(ライセンス供与者)がライセンシー(ライセンス使用者)からロイヤリティ(知的財産権の利用に対する対価)を受け取ります。しかしながら、その支払額の計算や報告はライセンシー自らが行う場合が多く、契約書の解釈の相違や誤解、誤謬などにより、ロイヤリティの過小報告が見過ごされているケースが多く見受けられます。
PwCのフォレンジックサービスは、これまで多様な業種のライセンサーから依頼を受け、全世界のPwCネットワークと会計監査などの経験を活用し、ライセンス契約に含まれる監査条項を行使する形で、ロイヤリティ監査を実施してきました。具体的には、ライセンシーがロイヤリティ計算に使用した売上などの会計データを用い、ロイヤリティの再計算を実施します。その際、使用されているデータの網羅性や正確性を確認し、ロイヤリティ計算過程が契約で定められている内容と整合しているかを確認するなど、さまざまな観点からこれまで支払われたロイヤリティ金額の妥当性を検証し、報告します。
さらに、過少報告の発見だけでなく、契約違反や契約書の解釈上で問題となり得る事項についても、クライアントであるライセンサーへ報告します。それにより、将来にわたるロイヤリティ収入の増加や他のライセンス契約における類似問題の把握にも寄与することができます。また、ロイヤリティ監査を通じてライセンシーと継続的なコミュニケーションをとることで、ライセンシーとの信頼関係の構築にもつながります。
ライセンス管理体制をレビューし、現状を可視化します。可視化後に問題点を洗い出し、改善策を検討、管理体制構築まで支援します。
管理体制改善・強化により、下記を含むさまざまな効果を生み出します。
PwCリスクアドバイザリーは2020年~2023年に上場企業が開示した不正行為に対する調査結果について、2024年4月末時点の公開情報を基に集計、分析しました。その集計結果から不正の概要と調査形態について解説します。
本レポートは、PwCのグローバル経済犯罪実態調査2024の日本分析版です。日本企業とアジアパシフィック地域の経済犯罪リスクに対する取り組み状況を比較分析し、日本企業に求められる対応を提言しました。
PwCリスクアドバイザリーは2020年~2023年に上場企業が開示した不正行為に対する調査結果について、4月末時点の公開情報を基に集計、分析しました。その集計結果から不正の傾向や背景について解説します。
品質不正を抑止するためには、不正行為の正当化を許さない組織風土が求められます。そのような組織風土の醸成に向け、企業や組織が「何に焦点をあて、どのような施策を講じるべきか」を考える際のポイントを解説します。
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製品・商品の品質不正は、業界や規模を問わず、何らかの製品を製造している企業であればどこでも起こり得るリスクと言えます。本レポートでは、データ・インテグリティの基本概念および品質不正の有事に備えた効果的な記録管理の方法を紹介します。