
COOやオペレーションリーダーが取り組むべきこと PwCパルスサーベイに基づく最新の知見
本レポートでは、世界の大企業の経営幹部673人を対象に、経営の戦略や優先順位を調査しました。COOはAIの活用拡大に強いプレッシャーを感じており、関連する人材の採用・育成に注力する一方で、業務に追われ将来のビジョン策定に注力できていない状況が明らかになりました。
2023-03-31
PwC Japanグループ(グループ代表:木村 浩一郎)は、新書籍『LCAが変える産業の未来』(ダイヤモンド社)を発刊しました。同書籍は、PwC Japanグループの複数のメンバーファームから「Life Cycle Assessment Consulting Initiative」(ライフ・サイクル・アセスメント・コンサルティング・イニシアチブ)のメンバーが執筆しました。
LCA(Life Cycle Assessment)とは、製品やサービスのライフサイクル全体における、投入資源、環境負荷及びそれらによる地球や生態系への環境影響を定量的に評価する方法で、その評価結果に基づき、製品設計や原材料の選択、製造工程、輸送手段や利用方法などを変革し、ライフサイクル全体で環境負荷を低減させることを目的としています。
本書ではLCAに対してなぜ今注目が高まっているのか、そこではどのような動きがあるのか、それをどのように企業活動・企業経営に組み込み生かしていくのかを解説します。
LCAに関連する課題を広くカバーし、それらへの取り組みのアプローチの端緒を紹介することで、次世代に向けた変革と持続的成長の一助になればと考えています。
Life Cycle Assessment Consulting Initiativeは、PwC Japanグループに属するPwCコンサルティング合同会社、PwCあらた有限責任監査法人、PwCアドバイザリー合同会社、PwC税理士法人など、複数の法人から各分野の専門人材を集めた40名を超える横断組織です。企業がLCAに関して抱える課題は、動向調査やCO2排出量の算出・開示の方法、データ戦略など多岐にわたりますが、PwC Japanグループではワンストップでスピーディーに複雑な課題を解決できる体制を整えました。
本レポートでは、世界の大企業の経営幹部673人を対象に、経営の戦略や優先順位を調査しました。COOはAIの活用拡大に強いプレッシャーを感じており、関連する人材の採用・育成に注力する一方で、業務に追われ将来のビジョン策定に注力できていない状況が明らかになりました。
消費者心理はパンデミック後のインフレと金利の急上昇から完全には回復していないものの、消費者市場のディールメーキングは2025年に回復の兆しを見せ始めています。
PwCは2024年10月から11月にかけて第28回世界CEO意識調査を実施しました。世界109カ国・地域の4,701名のCEO(うち日本は148名)から、世界経済の動向や、経営上のリスクとその対策などについての認識を聞いています。
消費者市場の2024年上半期のディール件数は、すでに低水準にあった前年同期からさらに減少しました。ディール金額も前年同期を下回りましたが、超大型ディールが全体の金額を下支えしている状況です。下半期のディールは改善が見込まれています。