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日本の強みを生かした新産業創造の必要性(前編) 採るべき戦略はマルチパスウェイ。多様化するエネルギー利用のなかで、水素エンジンが持つ役割とは
京都大学の塩路昌宏名誉教授と、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素小型モビリティ・エンジン研究組合(HySE)の担当者をお招きし、水素社会実現に向けた内燃機関やマルチパスウェイの重要性について議論しました。
2025-04-07
PwC JapanグループのSDVイニシアチブ*は、SDV専門書として「SDV革命 次世代自動車のロードマップ2040」を発刊しました。
SDV(ソフトウェア定義車両、Software Defined Vehicle)という言葉は、新聞や各種メディアで取り上げられ、多くの人にとって「聞いたことのある言葉」になってきました。一方で「SDVとは何か」「これまでの自動車と何が違うのか」については、明確に捉えられていないのではないでしょうか。
本書では、SDVを「ソフトウェアを基軸にモビリティの内と外をつなぎ、機能を更新し続けることで、ユーザーに新たな価値および体験を提供し続けるための基盤(エコシステム)」と定義し、Vehicle(自動車)のみならず、それを取り巻く基盤やサービス、ひいてはユーザーへの提供価値の全てを包含したものと捉えることにしました。またSDVといっても、一言では定義できないため、レベル0~5の6段階として「SDVレベル」を定義し、さらに、SDVに関する課題やトピックを10大アジェンダとして構造分解して、SDVレベルに沿って詳細に解説しています。
本書が「SDVとは何か」「今後何をすればよいか」を各社で考えていただくための一助となり、ひいてはSDV領域における日本の競争力強化に役立つことを切に願います。
*SDVイニシアチブ
2024年8月にSDVに対する業界横断課題の解決を目的として、PwC Japanグループの横断組織「SDVイニシアチブ」が創設されました。戦略、新規事業、自動車R&D、スマートモビリティ、クラウド、サイバーセキュリティ、半導体、法規制対応などの専門家からプロジェクトチームを組成し、クライアントを多角的に支援するとともに、PwCグローバルネットワークの拠点であるドイツや中国などとも連携しサービスを展開しています。
モビリティ業界の潮流をGX(グリーントランスフォーメーション)とDX(デジタルトランスフォーメーション)の2軸による産業構造の変化として紹介し、変革要素として中心的な役割を果たすSDVの全体像やSDVレベル、SDVを構造分解した10大アジェンダとして解説しています。
10大アジェンダをSDVレベルに沿って、詳細に解説しています。
SDV時代における法規制対応、品質保証、人材と組織体制、自動運転との関係性について詳述します。特に、SDVの導入に伴う組織体制の変革や、求められる多様な人材像について解説しています。
SDVを取り巻くプレーヤーとその役割について述べています。自動車OEM、サプライヤー、半導体メーカー、OTAサーバー事業者、その他サービス事業者、官公庁や業界団体の各プレーヤーがSDVの普及に向けて取るべき対応や課題などについて解説しています。
SDVの価値や未来について、ソニー・ホンダモビリティ株式会社 代表取締役社長兼COO川西泉氏とPwCコンサルティング合同会社 代表執行役 CEO安井正樹の対談内容を収録しています。
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京都大学の塩路昌宏名誉教授と、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素小型モビリティ・エンジン研究組合(HySE)の担当者をお招きし、水素社会実現に向けた内燃機関やマルチパスウェイの重要性について議論しました。
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京都大学の塩路昌宏名誉教授と、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素小型モビリティ・エンジン研究組合(HySE)の担当者をお招きし、産官学連携での水素エンジンの研究開発の重要性と、具体的な課題について議論しました。
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2025年の産業・サービス分野におけるM&A活動は、企業がポートフォリオの拡大、再編、洗練に向けた取り組みを強化していることから、成長へ向かうことが見込まれます。
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本レポートでは、世界の大企業の経営幹部673人を対象に、経営の戦略や優先順位を調査しました。COOはAIの活用拡大に強いプレッシャーを感じており、関連する人材の採用・育成に注力する一方で、業務に追われ将来のビジョン策定に注力できていない状況が明らかになりました。