顧客が真に求めるパーソナライズされたロイヤルティ体験を提供するには 金銭的報酬だけではない顧客一人一人に合わせた価値ある体験を提供することの重要性
顧客とのロイヤルティを育むことは、組織に価値をもたらし、収益性を高めます。本稿では、PwCが実施した顧客ロイヤルティに関する調査からの洞察を紹介するとともに、日本企業が取るべき対応策を解説します。
PwCコンサルティング合同会社は、2024年9月3日（火）、9月4日（水）に開催された「日経リスキリングサミット2024～人的資本時代に求められるリスキリングとは～」に協賛しました。岸田文雄首相（開催当時）をはじめ産官学の多彩な有識者が集うなか、企業講演にパートナー・大橋歩が登壇しました。講演では「地域だからこそ必要なリスキリングとは」と題して、地域に根差した企業や中小企業にとって有効なリスキリングについて、事例を交えて2つの提言を行いました。
- 外部人材の活用とリスキリング環境整備を組み合わせる
これまでは副業人材の活用や即戦力人材の中途採用の取り組みが進んできたが、今後はこれに加えてリスキリングや社内公募制度で既存社員のリテンションを強化することが大切である。これによって、企業や職種の垣根を越えて適材適所で人材が配置されるようになり、人手不足への対応も進めることができる。 - 企業成長に必要なケイパビリティを、ステークホルダーとの連携で獲得する
企業にとって必要なケイパビリティを企業単独で賄う発想を脱して、地域のステークホルダーとの連携や公的支援を組み合わせることで獲得する考えに転換することが必要である。行政や地域金融機関、大学などを通して外部人材と企業がマッチングし協働する機会を増やすことで、地域の産業構造や実態に即した人材配置の最適化を進められるようになる。これが異企業・異職種にまたがったキャリア形成を後押しすることにつながり、地域人材が活躍する領域を広げることができる。
また、本イベントでは「ミドルシニアのリスキリング」をテーマとしたCHROラウンドテーブルも開催され、当社からはパートナー・北崎茂が参加しました。デジタル技術の進展で事業ニーズと社員のスキルとのアンマッチに直面する企業も多い中で、ミドルシニア世代を中心としたリスキリングやチェンジマネジメント、企業カルチャー変革をどのように実践すべきか議論を交わしました。
イベント概要は以下をご覧ください。
https://seminar.nikkei.co.jp/s/682973
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