CEOガイダンス

―新たに求められるバリュー・エコシステム(Value Ecosystem)への対応―

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)という脅威が全世界に降り注いだことを受けて、ディスラプション(破壊的な変化)は大きく加速し、日本企業ももはや、これまでの日本的企業風土やビジネス環境に甘んじていては立ち行かなくなることが明らかになりつつあります。

この不可逆的な変化の脅威を乗り越え、これからの時代のビジネスを育む豊かな土壌とするために、今こそグローバルな視座から、企業価値の創造・維持について、財務・社会・環境など多様な要因が関わるエコシステムの中で、マネジメントを進めなくてはなりません。

「CEOガイダンス」日本語翻訳版は日本企業のリーダーなどを対象とし、グローバルな視点で新しい時代に対応すべく、企業価値の構成要素や具体的な企業行動について考察するとともに、バリュー・クリエーション(Value Creation)戦略を新たに活性化するための5つの優先ポイントとして、以下のような提言を行っています。

  1. 現行の測定・是正策に加えて「ビジョンに基づいた評価」を適用する
  2. 「ディスラプター(創造的破壊者)」の視点で考える
  3. 徹底して優先順位を付ける
  4. 実行スピードを上げる
  5. エコシステムへの順応性を高める
本稿が、日本企業のリーダーの皆さまにとって、戦略策定の一助となり、これからの日本のビジネスシーンを作る基盤として少しでもお役に立てば幸いです。
バリュー・エコシステム(Value Ecosystem)

本レポートは、PwCグローバルネットワークのメンバーファーム数社で発行する「strategy+business」に掲載された記事の抄訳です。原文は以下よりご覧ください。

A CEO guide to today’s value creation ecosystem

なお、strategy+businessからの転載記事はPwCネットワークのメンバーファームの見解を示すものではなく、記事中での出版物・製品・サービスへの言及には推奨の意図はありません。

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