統合報告を見据えた企業情報開示の課題と挑戦‐日本と英国の調査結果からの示唆‐

2014-08-21

「日本版スチュワードシップ・コード」と「日本版コーポレートガバナンス・コード」対応を踏まえた、機関投資家と企業による「目的を持った対話(エンゲージメント)」が求められる中、「統合報告」などの企業情報開示への注目と期待が高まっています。

PwC UKが実施した企業情報開示に関する調査では、徐々に改善傾向は見られるものの、依然多くの企業情報開示が大きな改善余地を残す結果となっています。調査結果から判明した実践的な12の開示のヒントを開示の好事例とともにご紹介します。また、PwC Japanが実施した日本企業の情報開示に関する調査結果をPwC UKの調査結果と比較し、日本企業にとって特に課題となる項目について考察しています。