2015-10-21
プライスウォーターハウスクーパース株式会社では、電力の小売全面自由化を前に、日本全国の一般家庭における電力需要家の意識調査を行いました。
政府が2016年4月から電力の小売全面自由化を決定したことで、大手電力会社以外の事業者から電気を購入できるようになり、競争によって多様なサービスや価格が実施されることが予想されています。2015年10月8日には第一弾の小売電気事業者登録が始まりましたが、申請登録の審査完了後に電力小売事業の事前営業が開始可能となることから、消費者はさまざまな情報の中から選択を迫られることになります。
本調査は2013年から3年連続で実施しました。電力需要家の住環境、年齢、家族構成、世帯年収などの属性を背景として、「電力料金割引率」と「電力会社乗換率」に関する相関関係、原子力発電を利用しない供給サービスへの関心、クリーンエネルギーのみによる供給サービスへの関心、電力小売自由化後の契約変更や契約変更ルート、料金メニューの利用意向などを調査しています。