2016-02-26
プライスウォーターハウスクーパース株式会社では、電力の小売全面自由化を前に、日本全国の一般家庭における電力需要家の意識調査を行いました。
2016年4月から電力の小売全面自由化が実施されることに先立ち、1月より各社から自由化向け料金メニューがぞくぞくと発表されて、事実上の小売自由化開始となりました。2月8日現在で、小売電気事業登録企業は169件(出所:第4回電力基本政策小委員会 資料)に登っており、引き続き各事業者間の競争を意識したさまざまな料金メニューが発表されることが見込まれることから、今後消費者はさまざまな情報の中から選択を迫られることになります。
本調査は2013年から4年連続で実施しました。電力需要家の住環境、年齢、家族構成、世帯年収などの属性を背景として、「電力料金割引率」と「電力会社乗換率」に関する相関関係、原子力発電を利用しない供給サービスへの関心、クリーンエネルギーのみによる供給サービスへの関心、電力小売自由化後の契約変更や契約変更ルート、料金メニューの利用意向などを調査しています。
また、本調査より、「ガス料金割引率」と「ガス会社乗換率」に関する調査を追加しました。