2017-02-09
グローバル経済を支えるファミリービジネス企業。このセクターの動向について理解を深めるため、PwCでは2年ごとに世界規模の「ファミリービジネスサーベイ」を実施しています。
第8回目を迎える今回の調査は、これまでで最大の規模となり、内容も包括的で最も充実したものとなりました。日本も含め50カ国のファミリービジネス企業の主に経営者2,800人以上を対象にインタビューを実施し、その結果として急激に変化する環境の中でファミリービジネス企業が直面している機会と課題が浮き彫りになりました。
ファミリービジネス企業の課題として、「今の姿」から「めざす姿」へと移行するための戦略に、本腰を入れて取り組んでいるかどうかが挙げられます。成長であれ、多角化であれ、国際化であれ、ファミリービジネス企業は高い目標を抱き続けながらも、十分に実現できていないように思われます。そのためには、会社を次のステージに押し上げるための事業承継計画も含めたしっかりとした中期戦略計画を策定することが求められます。
本レポートでは、サーベイの分析結果に基づく考察のみではなく、「効果的な後継者計画の10のステップ」、「効果的な戦略計画策定の10のステップ」、「現世代が次世代をサポートする5つの方法」などもご紹介しています。
PwCは数多くの創業者・オーナー家と信頼関係を築き、ファミリービジネスの永続的な発展に寄与しています。クライアントの真の課題を導き出し、単なる資産承継や管理にとどまらない幅広いサービスの提供を通じて解決のためのアプローチを模索します。
経験豊かな各分野の専門家が国内および海外市場における株式上場(IPO)に関する包括的なアドバイザリーサービスを提供します。
M&Aをあくまで戦略実現の手段の一つと捉え、戦略目的の具体化に重きを置きつつ、成長戦略の策定からターゲットサーチ、投資ストーリーの構築、交渉支援等、「M&A戦略の立案から実行」を一貫して支援します。