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2019-06-11
本レポートでは、米国の銀行・証券、資産運用および保険業界における2019年第1四半期のM&A動向と今後の注目点についてまとめています。
2019年第1四半期、金融サービス業界のM&A市場は回復の兆しが見え始めました。銀行や決済、資産運用業界が大型案件により活気づいた他、保険業界の取引件数が急増しています。デジタルイノベーションの進行や規模の経済を追求する動き、また変革的な提携に対する意欲が高まっていることを踏まえれば、この勢いは今後も続くと考えられます。
銀行・証券業界:2019年第1四半期の公表済み取引金額は355億米ドルとなり前年同期比で117%の増加。一方、取引件数は27件となり前年同期比で31%の減少。
資産運用業界:2019年第1四半期の公表済み取引金額は122億米ドルとなり前四半期から23%増加。取引件数は45件となり、前年同期比で25%の増加。
保険業界:2019年第1四半期の取引金額は、前年同期の295億米ドルから5,350万米ドルまで減少。しかし取引件数は165件となり、前年同期比で35%増加。
※当該和訳は、英文を翻訳したものですので、和訳はあくまでも便宜的なものとして利用し、適宜、英文の原文を参照していただくようお願いします。