
日本の強みを生かした新産業創造の必要性(前編) 採るべき戦略はマルチパスウェイ。多様化するエネルギー利用のなかで、水素エンジンが持つ役割とは
京都大学の塩路昌宏名誉教授と、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素小型モビリティ・エンジン研究組合(HySE)の担当者をお招きし、水素社会実現に向けた内燃機関やマルチパスウェイの重要性について議論しました。
人間社会や経済活動は、生物多様性に大きく依存しています。世界の総GDPの半分以上にあたる44兆米ドルもの経済価値の創出が、自然に中~高程度依存していると言われており、農林水産業などの第一次産業だけでなく、第二次や第三次産業にも大きな影響を及ぼしています。例えば、化学品・素材、航空・旅行・観光、不動産、鉱業・金属、輸送、生活消費財・ライフスタイルの6つの産業では、直接的な粗付加価値(GVA)のうち、自然への依存度が高い割合は15%未満です。その代わりサプライチェーンを通じた「隠れた依存性」があり、サプライチェーン由来のGVAの50%以上は、自然への依存度が高くなっています。
本報告書は自然消失が企業にいかに重大な影響を及ぼすかを掘り下げています。そして、気候変動リスクと同様に、自然関連リスクが企業活動に及ぼす影響を特定、評価、開示することの重要性や手法について示しています。また、それが中長期的な企業リスクの誤算を防ぎ、自然破壊につながるような企業活動を減少させ、持続可能な成長へ繋げていくことを目的として作成されています。
近年、自然資本や生物多様性への注目度がさらに増しています。ぜひ本報告書をご覧ください。
※本コンテンツは、世界経済フォーラムがPwCと共同で発行した「Nature Risk Rising: Why the Crisis Engulfing Nature Matters for Business and the Economy」の翻訳版です。翻訳には正確を期しておりますが、英語版と解釈の相違がある場合は、英語版に依拠してください。
京都大学の塩路昌宏名誉教授と、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素小型モビリティ・エンジン研究組合(HySE)の担当者をお招きし、水素社会実現に向けた内燃機関やマルチパスウェイの重要性について議論しました。
京都大学の塩路昌宏名誉教授と、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、水素小型モビリティ・エンジン研究組合(HySE)の担当者をお招きし、産官学連携での水素エンジンの研究開発の重要性と、具体的な課題について議論しました。
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