内部監査部門のためのロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)の活用のポイント

2018-09-21

PwCでは、ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)を活用することで、45%以上の業務を自動化することが可能であり、世界全体で2兆米ドルの人件費を節約できると試算しています。

RPAは高度なITの知識なしで導入することでき、データコピー、データ入力、データの照合およびチェックなどの定型化された手作業を自動化することができます。内部監査部門は、現場部門がRPAを導入することにより発生する新たなリスクを適切に識別することが必要です。また、業務プロセスの自動化により統制環境を強化するためには、主要なステークホルダーと協力することが必要となります。さらに、内部監査業務でもRPAを活用することで、内部監査の高度化の機会となります。

多くの日本企業では、「働き方改革」にみられる業務効率化がすすめられる中でRPAの利用が検討または実施がされています。本レポートでは、PwCが発刊した『Robotic process automation: A primer for internal audit professionals』を翻訳し日本企業における内部監査部門でのRPA活用のポイントをまとめています。

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