Social Impact Initiativeインパクトレポート(2022年度)

2022-12-20

PwC Japanグループでは、パートナー含む所属メンバーが、複雑な課題に対して重要な決定を下す際には「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決する」という自らのPurpose(存在意義)を拠りどころとして、PwCグローバルネットワークとも連携しながらその役割を果たしています。PwCコンサルティング合同会社では、より良い社会をつくりたいという想いを持った有志が部門や役職の枠を超えて集結し、2019年に「ソーシャル・インパクト・イニシアチブ(Social Impact Initiative:以下、SII)」を立ち上げ、PwCのPurposeを体現する組織として各種の取り組みを進めています。

SIIでは社会課題解決をビジネスの中に織り込み、モデル化していくことを志向しています。しかし社会には、ビジネスではリーチできないものの、深刻度の高い複雑な社会課題も存在します。そこでSIIでは、社会課題に直接アプローチして解決に貢献すると同時に、現場における課題を見て社会システム起点で課題形成・解決ができるコンサルタントになるため、「戦略的プロボノ開発プログラム(Strategic Pro-bono Development Program:以下、SPDP)」を推進しています。SIIは、SPDP活動等を通してソーシャルセクターを支えつつ、パブリックセクターやプライベートセクターを含めたマルチステークホルダー連携による包括的かつ迅速な社会課題解決がなされ、コレクティブ・インパクトが創出されている未来の実現を希求しています。

私たちSIIはこの度、これまでにSPDP活動でご支援した複数の非営利団体等とともに、各団体の事業が創出する社会的価値をロジックモデルで可視化することにチャレンジしました。社会的価値の可視化は、ソーシャルセクターやサポーター・寄付者、関連する自治体や民間企業、および社会的インパクト投資家などの共通言語として関係者をつなぎ合わせます。さらには、社会的インパクト投資市場の活性化や課題解決のためのエコシステム強化にもつながるものと考えています。

目次

  1. レポート発刊に際して
  2. SPDP活動の概要
  3. 団体紹介
    認定NPO法人ブリッジフォースマイル
    公益社団法人 Marriage For All Japan 
    一般社団法人 日本車いすバスケットボール連盟
    特定非営利活動法人 おっちラボ
    Community Nurse Company株式会社
  4. 座談会
  5. SPDP活動の意義

本レポートが、これからの日本社会、国際社会が乗り越えなくてはならない課題に対峙する関係者間の連携を強化する一助となることを願います。

PwCコンサルティング合同会社Social Impact Initiativeインパクトレポート企画メンバー

PwCコンサルティング合同会社Social Impact Initiativeインパクトレポート企画メンバー

執筆者

宮城 隆之

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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下條 美智子

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

Email

北原 菜由香

シニアマネージャー, PwCコンサルティング合同会社

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折原 涼太

マネージャー, PwCコンサルティング合同会社

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籾山 幸子

シニアアソシエイト, PwCコンサルティング合同会社

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貞松 陽菜

シニアアソシエイト, PwCコンサルティング合同会社

Email

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