
PwCコンサルティングと広島大学 脳・こころ・感性科学研究センター、映像コンテンツ視聴時における感情惹起と余韻形成メカニズム解明に向けた共同研究の予備調査結果が判明(2024年3月28日)
PwCコンサルティングと広島大学「脳・こころ・感性科学研究センター」は共同研究の初期調査により、映像体験を通じた視聴者の「感情惹起」や事後の「余韻」の形成には、内受容感覚(身体内部の感覚)や、個々人の経験などが関連しているとの示唆を得ました。
2023-05-09
2016年以来、「PwC スポーツ産業調査」では世界中のスポーツ産業界リーダーの認識を調査・分析することで、スポーツ産業が直面する現状、主な機会、脅威について考察をしています。
第7版となる今回の調査では、日本を含む43カ国・500名以上の回答結果から、スポーツ産業の成長予測、スポーツに対する投資、女性スポーツへの期待のほか、スポーツにおける商業とメディアの展望、サステナビリティ、Web3.0、スマートスタジアムを主要テーマに取り上げています。
調査結果は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴う業績の低迷からスポーツ産業は順調に回復しつつあり、回答者は産業の未来について非常に前向きな見通しを持っています。今後3~5年の予想成長率は全ての収益源においてパンデミック以前の水準に戻っており、加えて女性スポーツの商業的な発展、スポーツコンテンツに対する巨大IT企業の関心の高まり、機関投資家によるスポーツへの投資の増加などに対し期待が寄せられています。
また、本調査ではスポーツ組織の持続可能性(サステナビリティ)、Web3.0に対するスタンス、スマートスタジアム導入時の課題についても浮き彫りにしています。
PwCコンサルティングと広島大学「脳・こころ・感性科学研究センター」は共同研究の初期調査により、映像体験を通じた視聴者の「感情惹起」や事後の「余韻」の形成には、内受容感覚(身体内部の感覚)や、個々人の経験などが関連しているとの示唆を得ました。
PwCコンサルティングおよびPwC Japanグループ内法人横断の知見を活用して、各種の制度設計やコンテンツの海外展開、国際ビジネスを推進する政府や官公庁、学術関係者、業界・経済団体などへの情報発信を強化します。
PwCコンサルティングと広島大学「脳・こころ・感性科学研究センター」は、「コンテンツ視聴時における情動変容と余韻形成メカニズムの解明と定量化系構築」に関する共同研究を開始します。両者の知見を共有することで、エンターテインメント・メディア業界の発展に貢献します。
本調査は今年で23年目を迎え、52の国・地域における消費者および広告のE&M支出に関する分析および予測をまとめたものです。