移行期医療支援体制実態調査
小児慢性特定疾病児童の子どもたちは、幼少期から長期間にわたり小児科に通院している場合があり、成人期の医療機関への移行が必ずしも円滑に行われていない。
このため、成人期に発症する生活習慣病など小児科では対応できない病気の発見や治療が困難になるという問題がある。
国や都道府県は、小児期から成人期への医療の移行を円滑に行うための取り組みを行っているが、その実態や移行に伴う課題は必ずしも明らかではなかった。
以上を踏まえて、本事業では、小児期から成人期への移行期医療を円滑に行える体制を構築するため、課題の抽出を目的とした調査を実施し、移行期医療支援の実態把握を行う。