PwCコンサルティング、「将来価値を起点とした知財経営の実践と開示に関する調査研究」への参加企業の募集について ※募集は終了しました

PwCコンサルティング合同会社(東京都千代田区、代表執行役CEO:大竹 伸明)は特許庁委託事業「将来価値を起点とした知財経営の実践と開示に関する調査研究」事業への参加企業を募集します。
※こちらの公募は2023年5月26日(金)をもって終了いたしました。

2021年6月のコーポレートガバナンス・コードの改訂を受けて、2022年1月に内閣府は「知財・無形資産の投資・活用戦略の開示及びガバナンスに関するガイドラインVer.1.0」を策定しました。また、2023年3月27日には改訂版であるガイドラインVer.2.0が策定、公表されるなど、知財・無形資産の活用戦略の実践とステークホルダーへの開示が求められています。しかし、自社の知財・無形資産に関して、経営層と知財部門の十分な意思疎通・連携が図られていないために、経営戦略や企業の価値創造メカニズムの中で、自社の知財・無形資産の強みを明確化し、外部発信できていない企業が多数存在するのが現状です。

そこで本事業においては、参加企業(下図では「調査対象企業」)に対し、経営コンサルタントおよび知財コンサルタント、企業開示アドバイザー、必要に応じて知財情報分析アドバイザーを無料で派遣します。その上で、参加企業の経営層、知財部門、関係部門にご参加いただき、派遣するメンバーからアドバイスを受けながら、経営デザインシートを活用して事業戦略・知財戦略を構築し、その開示のあり方についてご議論いただきます。このような活動を通じて、参加企業での知財を活用した経営の実践を支援します。

知財をより活用した経営を実践したいという企業においては、本事業をその機会としていただくため、ぜひ奮ってご応募ください。

本事業への応募について

※本事業への応募は2023年5月26日(金)をもって終了いたしました

本事業による支援をご希望されます場合は、事業説明資料、公募要項をご一読いただいたうえで、下記URLよりお申し込みをお願いします。なお、本事業の支援は無料にてご提供させていただきます。

https://forms.gle/XdqcUSXDL4p1crtp6

  • 応募締切日:2023年5月26日(金)
    ※採択数に達した場合、早期に公募を終了する可能性があります。
  • 応募対象者
    • 「知財経営」を実践したい、企業の経営層・責任者(経営トップ・執行役員・対象事業部門長など)
      又は
    • 本事業をきっかけに「知財」について、経営企画部門、事業部門そして経営層との連携を密にしたい知財部門長・知財担当者など
  • ご応募における留意事項
    • 応募企業において、「現在の姿(As Is)」「将来目指す姿(To Be)」「現在の姿から将来目指す姿への移行するための戦略」といった観点について、ある程度把握・分析ができており、応募締切日までに「経営デザインシート※1・ローカルベンチマーク※2・事業価値を高める経営レポート※3・統合報告書/アニュアルレポート・知的資産経営報告書」のいずれかをご提出いただく必要があります。提出方法については、応募申込みに対する受領確認メールにてご案内します。
    • 本事業では①企業全体に対する経営デザインシートなどを活用した支援、②複数事業がある場合には、事業単位での経営デザインシートなどを活用した支援の2種類の支援方法を設けております。そのため、企業単位での応募の場合は経営層・執行役員およびそれに類する方(例:事業承継予定者)、事業単位で応募の場合は対象となる事業の責任者(意思決定者)の関与のお約束が得られていることが必要です。
    • 本事業においては、応募期間終了後にお申込みをキャンセルいただくことができないため、ご注意ください。
    • 本事業に採択された場合には、事例集および報告書の作成にあたり、可能な限り事例を開示するなど、ご協力いただく必要があります。
    • 本事業に採択された場合には、特許庁もしくは特許庁が委託する事業者によるアンケート調査・ヒアリング調査などにご協力いただく必要があります。
    • 本事業に採択された場合には、専門家による支援チームを貴社に派遣し、支援を行う旨を了解いただく必要があります。
    • 必ず事業説明資料および公募要項をご一読いただき、その他の留意点などをご確認いただきましたうえでお申し込みをお願いします。

事業説明資料 [PDF 1,163KB]

公募要領 [PDF 643KB]

※1:経営デザインシートについて:
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/keiei_design/index.html

※2:ローカルベンチマークについて:
https://www.meti.go.jp/policy/economy/keiei_innovation/sangyokinyu/locaben/

※3:事業価値を高める経営レポートについて:
https://www.smrj.go.jp/tool/supporter/soft_asset1/index.html

オンラインイベントについて

本オンラインイベントは終了いたしました。ご参加いただき、誠にありがとうございました。本説明会のアーカイブ動画は、下記URLよりご覧ください。

  • アジェンダ
    1. 開会・事業概要説明
      ・特許庁 総務部 企画調査課 特許戦略企画調整官:植田 高盛 氏
    2. 令和5年度「将来価値を起点とした知財経営の実践と開示に関する調査研究」事業説明
      ・PwCコンサルティング合同会社 マネージャー/弁理士:鈴木 和馬
    3. 有識者座談会 知財経営の実践に向けた経営層と知財部門とのコミュニケーションについて
      • アーカイブ動画
        https://youtu.be/8TUDQExetOI

        【参加者(50音順)】
        ・株式会社ブリヂストン 知的財産部門 部門長:荒木 充 氏
        ・特許庁 総務部 企画調査課 特許戦略企画調整官:植田 高盛 氏
        ・一橋大学大学院 経営管理研究科 教授:加賀谷 哲之 氏
        ・株式会社シクロ・ハイジア 代表取締役CEO:小林 誠 氏
        ・貝印株式会社 取締役/上席執行役員 知財・法務本部長 CIPO兼CLO:地曵 慶一 氏
        ・特許事務所ケイバリュエーション 所長・経営コンサルタント・弁理士:鈴木 健治 氏
        【冒頭説明・ファシリテータ―】
        ・PwCコンサルティング合同会社 シニアマネージャー:篠崎 亮
         
    4. 公募のご案内
      ・PwCコンサルティング合同会社 マネージャー/弁理士:鈴木 和馬

以上