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2025年3月19日
PwC Japan有限責任監査法人
株式会社TOKIUM
PwC Japan有限責任監査法人(東京都千代田区、代表執行役:久保田 正崇、以下「PwC Japan監査法人」)と株式会社TOKIUM(本社:東京都中央区、代表取締役:黒﨑 賢一、以下「TOKIUM」)は、2024年9月13日に企業会計基準委員会(ASBJ)が公表した「リースに関する会計基準」(以下「新リース会計基準」)への対応を支援することを目的として協業を開始します。
PwC Japan監査法人は豊富な実績を有する専門家をそろえ、新リース会計基準およびIFRS第16号「リース」適用支援に関する会計方針の策定から開示、業務プロセスの設計までを支援しています。
TOKIUMは紙や電子の契約書をクラウド上で一元管理できるサービス「TOKIUM契約管理」を提供しています。紙の契約書のスキャン代行やAIを活用したリースの識別サポートに加え、データ化した情報はCSV出力により、各固定資産管理システムと連携可能です。
今回の協業により、TOKIUMが、契約書のスキャンからデータ化、さらにAIを活用し、リースを含む可能性がある契約書の洗い出しを行うことができます。その後、PwC Japan監査法人の専門家がTOKIUM契約管理上で識別した結果の確認・判定を行います。また、会計方針の決定や開示、業務プロセスの設計など、新リース会計基準の対応に必要な支援を包括的に提供します。これにより新リース会計基準への対応をスムーズに行えるようになります。
また、適用後もTOKIUM契約管理上で「リース料」や「リース期間」などの必要な項目を管理できるため、継続的に新リース会計基準に沿った運用が可能です。
出典:TOKIUM資料
2024年9月13日に企業会計基準委員会(ASBJ)が公表した新リース会計基準は、2027年4月1日以降に開始する会計年度から強制適用されます。新リース会計基準では、原則として借手におけるすべてのリース取引のオンバランス処理が求められるようになり、多くの企業に影響が生じることが予想されています。
TOKIUMが2024年11月に実施した調査*では、80.4%の企業担当者が新リース会計基準の適用後に業務負担が増えることに不安を感じていると回答し、特に「リースの識別」(69.6%)や「仕訳処理の手間」(51.7%)への懸念が挙げられました。さらに、適用前の準備段階においては、膨大な契約書の洗い出しやデータ化、リースの識別が必要となるため、経理部門を中心に早急な対応が求められています。
こうした負担の解消のために、PwC Japan監査法人とTOKIUMは企業の新リース会計基準への対応支援を目的に協業を開始しました。
*株式会社TOKIUMが2024年11月に新リース会計基準に該当する企業で経理・財務に携わる会社員1,048名を対象に行った調査
新リース会計基準への対応を支援する中で、契約書のデータ化による一元管理やリースの識別が大きな負担になっているという声をお客様から多くいただいてきました。今回のTOKIUMとの協業により、それぞれの強みを活かしたソリューションを提供できるようになります。企業の新リース会計基準対応支援を、PwC Japanグループ各社とも連携し今まで以上に強化していきたいと考えています。
新リース会計基準の対応にあたり、多くのお客様からリースの識別に懸念があるとの声を頂いておりました。今回のPwC Japan監査法人との協業により、こうした課題に応える提案ができることを大変嬉しく思います。これからも両社の強みを活かして、新リース会計基準への対応支援のためにより良いサービスを提供してまいります。
以上
PwC Japan有限責任監査法人は、日本で「監査および保証業務」、非監査業務である「ブローダーアシュアランスサービス」を提供する、PwCグローバルネットワークのメンバーファームです。世界で長年にわたる監査実績を持つPwCネットワークの監査手法と最新技術により世界水準の高品質な監査業務を提供するとともに、その知見を活用した会計、内部統制、ガバナンス、サイバーセキュリティ、規制対応、デジタル化対応、株式公開など幅広い分野に関する助言を通じて社会の重要な課題解決を支援しています。PwCビジネスアシュアランス合同会社、PwCサステナビリティ合同会社、PwCリスクアドバイザリー合同会社、PwC総合研究所合同会社とともに、信頼されるプロフェッショナルとして、日本の未来にあらたな信頼をもたらすことを、Assurance Vision2030として掲げています。
株式会社TOKIUMは、「未来へつながる時を生む」を志に、企業の支出にまつわる情報を一元管理し、支出領域の課題解決を実現するDXサービスを提供しています。主なサービスとして、請求書受領クラウド「TOKIUMインボイス」、経費精算クラウド「TOKIUM経費精算」、文書管理クラウド「TOKIUM電子帳簿保存」、契約管理クラウド「TOKIUM契約管理」、請求書発行クラウド「TOKIUM請求書発行」を提供しています。最適なテクノロジーと常識にとらわれない自由な発想、泥臭さもいとわない行動力で支出の最適化を実現し、人と事業を未来へ向けて加速させていきます。
設立:2012年6月26日
代表取締役:黒﨑賢一
所在地:東京都中央区銀座6丁目18-2 野村不動産銀座ビル12階
資本金:100百万円
事業内容:経費精算・請求書管理など支出管理サービスの提供
URL:https://corp.tokium.jp/
<サービス一覧>
新リース会計基準およびIFRS第16号「リース」適用支援実績を豊富に有するメンバーが、新リース会計基準の適用に向けた会計方針の策定から、表示・開示の検討、業務プロセスの構築まで包括的に支援します。
PwCは、先端技術を活用した事業構想の実績、AIに関する支援経験、研究機関との共同研究経験を豊富に有しております。これらを基に、生成AI市場への参入判断、生成AI利活用の導入、生成AIに関するガバナンスの構築を支援することで、デジタルディスラプション時代における企業経営の実現に貢献します。
PwC Japanでは、業務プロセス・システム・組織・データ分析の領域おいて、監査業務を通じて得たナレッジから保証業務のみならず、経営課題の解決のためのアドバイザリーサービスも提供します。
「会計の専門性」「プロセスの専門性」「グローバルな業務展開」をキーワードに、企業の透明性のある経営管理・財務報告体制の構築に向けて、高品質で客観性の高い会計アドバイスを提供します。