PwCコンサルティング合同会社(東京都千代田区、代表執行役CEO:大竹 伸明、以下「PwCコンサルティング」)は、次期代表執行役社長を任命しましたのでお知らせいたします。
次期代表執行役社長には、安井 正樹(現 PwCコンサルティング合同会社 専務執行役)が、2024年7月1日付で就任いたします。また、現任の大竹 伸明は、同日付で会長に就任いたします。
次期代表執行役社長となる安井 正樹は次のように述べています。
「社会的分断や気候変動の深刻化、科学技術の進歩、市場の多様化により、社会や企業が直面する課題は複雑化の一途を辿っています。こうした社会課題の解決や求められる価値定義の変化に柔軟に対応するため、コンサルティングファームにはいま、統合知を用いたハブ機能としての役割や、共に歩むハンズオンアプローチの強化が求められていると考えています。
具体的には、産官学金、グローバル、スタートアップなどとのシームレスな連携の促進、課題の解像度を上げるためのビジネスやデータアーキテクチャを俯瞰する力の研鑽、重要なテクノロジー領域の高度な専門性獲得など、業界や地域の垣根を超えて英知を結集し、提供サービスを強化していきます。
クライアントの皆さまが信頼構築と持続的な成長を実現し、重要な社会課題を解決できるよう、PwCコンサルティングでは全方位型で多次元の価値共創に向けて尽力して参ります」
次期会長の大竹 伸明は次のように述べています。
「2020年7月にCEOに就任してから、社会課題や経営環境の変化のスピードが増していく中で、クライアントに対する全方位の支援を加速させた4年間でした。この変化がクライアントの企業経営の追い風になるよう、経営戦略の見直し、AIなどデジタルテクノロジーを活用した経営変革、技術投資、働き方改革、人材育成、サプライチェーンのレジリエンス強化、ESG投資拡大などを柔軟な発想で支援してまいりました。
新しい経営課題に挑戦するにあたり、多くの皆さまとの対話の機会とご協力をいただけたことに心より感謝しております。
後任の社長には、心より期待を寄せております。新たなリーダーシップとビジョンにより、クライアントの皆さまの経営課題や社会・環境問題に対して当社が貢献できる価値を向上するとともに、当社の企業としての更なる成長を実現してくれることを期待しております。
今後は会長という新たな立場で、当社のグローバルネットワークを通じたさらなる価値提供をクライアントや従業員、社会に対して継続してまいります」
【2024年7月1日付 次期代表執行役社長 経歴】
安井 正樹(やすい まさき)
1971年10月27日生まれ。岡山県出身