PwCコンサルティング合同会社(東京都千代田区、代表執行役CEO:大竹 伸明、以下、「PwCコンサルティング」)は、「デジタル田園都市国家構想推進交付金(デジタル実装タイプTYPE3)」の交付対象事業として採択された高松市の「フリーアドレスシティたかまつ」のうち、地理空間データ基盤の開発に係る「高松市地理空間データ基盤(WebAPI)およびアプリケーション構築等業務(以下、本業務)」において株式会社Geolonia(以下、「Geolonia」)とともに取り組みます。
本業務では、地理空間データの活用動向調査やシステムアーキテクチャの構想・ロードマップ策定支援をPwCコンサルティングが実施し、アーキテクチャの設計・開発を担当するGeoloniaと連携することで高松市が「デジタル田園都市国家構想」のロールモデル都市として実現することを目指します。
また、当社はGeoloniaと共に、高松市の地理空間データの基盤(高松版ベース・レジストリ)の整備、都市情報APIの構築、アプリケーションの開発を実施し、高松市による課題解決と新たな価値を創出するスマートシティの社会実装をサポートします。
さらに、この両社の連携により高松市を地方自治体が保有する地理空間データ活用のリーダーとして位置づけ、高松市の地域経済の活性化に貢献すべく、モビリティなど公共性の高いユースケースへの展開も視野に入れた取り組みを進めます。
*「デジタル田園都市国家構想」について:
デジタル技術の活用により、地域の個性を活かしながら、地方の社会課題の解決、魅力向上のブレイクスルーを実現し、地方活性化を加速すること」を目標とする、新しい資本主義」の重要な柱のひとつです。
(デジタル田園都市国家構想より一部引用)。
PwCコンサルティングとGeoloniaは、今回の協業を通じて互いのソリューションやサービスを組み合わせることで、今後も自治体向け次世代スマートシティの構築に欠かせないデータの利活用を積極的に支援し、持続的な成長の基盤となる地方自治体モデルケースの拡充と地域経済の活性化に貢献します。
株式会社Geoloniaについて
2019年8月に設立。位置情報基盤を通じて、社会が抱える様々な課題を解決できる企業を目指す、位置情報テクノロジーを扱うスタートアップ企業。IoT、スマートシティなど、国、自治体、企業のDXが進むにつれて重要な「地図」「地理空間情報」「ロケーションデータ」の分野で、ウェブ地図提供事業、位置情報開発支援事業、ロケーションプラットフォーム事業を展開しています。