
不正や不祥事を防ぐ循環型の仕組みでリスクカルチャーをアップデート―社会との認識のズレを修正し、多様な価値観を包摂
業界や企業の内的要因によるリスクに対してコンプライアンス研修やルール整備を行っているものの、不正や不祥事を防ぐまでには至っていない現状について、「リスクカルチャー」という視点から考察し、対策を探ります。
2024年1月19日
PwCコンサルティング合同会社
株式会社モンスターラボホールディングス
PwCコンサルティング合同会社(東京都千代田区、代表執行役CEO:大竹 伸明、以下「PwCコンサルティング」)と、世界19の国と地域でデジタルコンサルティング事業・プロダクト事業を展開する株式会社モンスターラボホールディングス(東京都渋谷区、代表取締役社長:鮄川 宏樹(いながわ ひろき)以下、「モンスターラボ」)は本日より、日本国内及び世界各地の日系企業を中心としたデジタルトランスフォーメーション(DX)やクラウドトランスフォーメーションを支援する業務提携を開始します。
【業務提携の概要】
PwCコンサルティングとモンスターラボの業務提携は、クライアントのDXやクラウドトランスフォーメーションを支援するにあたり、アジャイル型のコンサルティングサービスを協働で提供するものとなります。
〈例〉
・ビジネスモデルの創出を支えるデジタル基盤の要件定義とその実装
・生成AI活用による30~40年前のブラックボックス化した旧式システムのリプレイス計画とその実行
PwCコンサルティングの提供価値は、さまざまな産業や事業の深い領域に対する知見やノウハウ、複雑な課題を解決できる幅広いソリューションといった「経営改革の総合力」と、世界規模の認知度・信頼性です。
また、世界19の国と地域にデジタルコンサルティング事業・プロダクト事業を展開するモンスターラボは、グローバル拠点やデジタル人材の活用に加え、開発・実装力やデザイン力を強みとし、先端テクノロジーをアジャイルに取り入れながら数多くの企業のDXを支援してきました。
本業務提携を契機として、両社の国内事業の強化、および海外ネットワークの連携強化を行い、よりいっそうクライアントに貢献したいと考えています。
PwCコンサルティング合同会社
専務執行役パートナー兼Cross-Industry & Service Initiative(XII) Globalリーダー 松島 栄一
モンスターラボはアジャイル型のスキルを活かしながらクライアントのプロジェクトをどんどん進化させており、そうしたコンサルティングサービスをさらに強化したい当社にとって最適なビジネスパートナーとなります。
新規ビジネスモデル・新業務プロセスを構築する場合や、現状(AS IS)や理想像(TO BE)の把握も難しい場合に、関係者がスピーディーに検討・検証を繰り返すアジャイル型のコンサルティングを提供することで、大きな成果を挙げられる余地は非常に大きいです。
既存のPwCグローバルネットワークを活かすことはもちろんですが、モンスターラボが抱える世界各地の拠点やデジタル人材の活用により、スピーディーに海外展開を進められることも大きなメリットとなります。
株式会社モンスターラボホールディングス 代表取締役社長 鮄川 宏樹
当社は「多様性を活かし、テクノロジーで世界を変える」をミッションとして、創業以来、グローバル拠点を拡大すると共に、先進テクノロジーをアジャイルに実装することで、クライアントのDXの実現をサポートしてきました。このたび、グローバルでトップクラスの実績を誇るPwCコンサルティングに、当社が目指してきたグローバルネットワークと、アジャイル型のテクノロジー実装力を評価いただき、業務提携を実現できたことを大変嬉しく思っています。
PwCコンサルティングの有する「経営改革の総合力」と、当社が得意とするアジャイル型のテクノロジー実装力を融合させることで、より大きな経営インパクトをもたらすDXを実現し、テクノロジーで世界を変えることに邁進していきます。
以上
PwCコンサルティング合同会社は、経営戦略の策定から実行まで総合的なコンサルティングサービスを提供しています。PwCグローバルネットワークと連携しながら、クライアントが直面する複雑で困難な経営課題の解決に取り組み、グローバル市場で競争力を高めることを支援します。
グループ約1,500名、世界19の国と地域(2023年11月末時点)のタレント(人材)を活用し、デジタルコンサルティング事業・プロダクト事業(RPAツール等)を展開しています。
所在地:東京都渋谷区広尾1-1-39 恵比寿プライムスクエアタワー4F
設 立:2006年2月3日
資本金:19億3,790万円(2023年4月末日時点)
代表者:代表取締役社長 鮄川 宏樹(いながわ ひろき)
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