2020年8月24日
PwCコンサルティング合同会社
PwCコンサルティング合同会社(東京都千代田区、代表執行役CEO:大竹 伸明、以下「PwCコンサルティング」)は、厚生労働省からの委託を受け、「予防・健康づくりに関する大規模実証事業」の計11事業のうちの4事業を実施する事業者や研究機関など(以下「実証事業者」)の公募を8月24日より開始します。
【背景・概要】
人生100年時代の安心の基盤は「健康」です。予防・健康づくりには、(1)個人の健康を改善することで、個人のQOLを向上し、将来不安を解消する、(2)健康寿命を延ばし、健康に働く方を増やすことで、社会保障の「担い手」を増やす、(3)高齢者が重要な地域社会の基盤を支え、健康格差の拡大を防止する、といった多面的な意義が存在しています。これらに加え、生活習慣の改善・早期予防や介護予防、認知症施策の推進を通じて、生活習慣病関連の医療需要や伸びゆく介護需要への効果が得られることも期待されています。
令和元年に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2019(骨太方針2019)」において、疾病・介護予防に資する取り組みを促進するに当たっては、エビデンスに基づく評価を取り組みに反映していくことが重要であるとの方針が示されたことを踏まえ、令和2年度より厚生労働省および経済産業省にて、エビデンス構築のための「予防・健康づくりに関する大規模実証事業」を計11事業実施する予定です。
PwCコンサルティングは厚生労働省からの委託を受け、11事業のうち以下4事業の実証事業者の公募をはじめ、実証事業に対する助言、進捗状況の管理や成果のとりまとめなど、全体の運営管理を行います。また、併せてデータセンターの運営事業者についても公募したうえで、各実証事業内で発生するデータの管理・分析などの実務のサポートを行います。採択される実証事業者は、厚生労働省が設置する審査・評価委員会において提出書類などをもとに選定のうえ、決定します。
公募する事業
- 「健康増進施設における標準的な運動プログラム検証のための実証事業」
- 「食行動の変容に向けた尿検査および食環境整備に係る実証事業」
- 「女性特有の健康課題に関するスクリーニングおよび介入方法検証のための実証事業」
- 「がん検診のアクセシビリティ向上策などの実証事業」
- 上記4事業のデータセンター事業
【公募受付期間】
募集開始日:令和2年8月24日(月)
受付締切日:令和2年9月11日(金)17時まで必着
【応募書類の提出先・問い合わせ先】
〒100-6921 東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内パークビルディング21階
PwCコンサルティング合同会社 公共事業部
「予防・健康づくりに関する大規模実証事業(運動、栄養、女性の健康、がん検診)」事務局
電話番号:03-6212-7479
メール:jp_cons_health_and_nutrition@pwc.com
※お問い合わせ対応期間は令和2年10月9日(金)までとなります。
【公募要領など】
公募は終了しましたが、参考として公募時の公募要領を掲載します。
実証事業者
データ管理事業者