越境ECを梃子にした中国市場開拓
PwC Japanグループの消費財・小売・流通インダストリーチームでは「Go global」というテーマを掲げ、日系消費財メーカーがグローバルでの競争を勝ち残れるよう、アジアの新興国を中心とした進出・成長を支援するキャンペーンを開始しました。本キャンペーンの一環で立ち上げたシリーズセミナーの第3回は、「中国越境EC」を取り上げます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行以降、旺盛な需要を支えてきたインバウンド客が激減し、日本各地で特産品を製造・販売する多くの事業者が苦境に立たされています。一方で、海を隔てた隣国の中国では、いち早く経済を回復させているものの、海外旅行がままならない状況の中、国内での高額品消費が拡大しています。
そこで、当社は国境を越えた電子商取引「越境EC」を活用し、中国の消費者に日本各地の優れた商品を「知ってもらい・欲しがってもらい・買ってもらう」までワンストップでサポートするサービスを立ち上げました。
本サービスは、自治体やエリア単位、もしくはカテゴリー単位(牛肉、焼酎など)で中国での人気が見込まれる名産品を、現地の消費者の嗜好に詳しい専門スタッフとピックアップし、越境EC店舗を立ち上げます。現地流通や通関、マーケティングなどを総合的にサポートすることで売上拡大を図るとともに、コロナ終息後のインバウンド客の呼び込みまでを見据え、名産品と、それを生み出した地域の魅力を発信していきます。
本セミナーは、PwCより上記サービスの概要をご説明するとともに、3社からのゲスト登壇者によるスピーチと、パネルディスカッションを予定しております。地方名産品のブランディングの経験豊かな博報堂ケトルの日野 昌暢氏、さまざまな自治体・企業の中国越境ECでの販売サポートを手がけるインタセクト・コミュニケーションズの譚玉 峰氏・片倉 一志氏、ならびに有力越境ECプラットフォームの1つである京東国際からBlair Gao氏をお招きし、「中国越境ECで成功するポイント」について議論します。
ご多忙の折とは存じますが、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。