現在、多くの日系消費財メーカーが、日本市場の縮小および新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によるインバウンド需要の低下により苦戦を強いられています。PwC Japanグループの 消費財・小売・流通インダストリー担当チームでは「Go global」というテーマを掲げ、日系消費財メーカーのグローバルで勝ち残りに向け、アジアを中心とした進出・成長を支援しており、この度、その一環としてシリーズセミナーを企画しました。
第1回は、「中国の販売促進費」に焦点を当て、費用の中でも大きな構成比を占める一方で無駄やムラが潜みやすい販促費の費用効率を上げていくためのアプローチを紹介します。
特に中国では、流通構造や取引慣行が複雑なことから、効果が不明なまま流通業者の指示通りに販促費を支払い、販促費が肝心の売り場の変化をもたらさず「どこかに消えてしまった」経験は多くの企業の方がお持ちなのではないでしょうか。また、「良い商品をつくり、流通政策を駆使して売り切る」という日系企業の成功モデルが、中国産商品の品質向上やECをはじめとしたチャネルの多様化により逆風を受けている現在、欧米企業にならったブランディング投資の原資を生み出すためにも、販促費のスリム化は待ったなしの状況です。
本セミナーでは、中国の日系企業向けの支援経験を豊富に持つコンサルタントとリスクアシュアランスの専門家が、日系企業が陥ちがちな典型的な課題を踏まえながら、改善に向けた留意点を紹介します。
中国に進出している日系企業経営者や営業・マーケティング責任者のほか、海外子会社管理、内部監査などに従事されている皆様にとりまして、今後の中国での一段の成長に向けた販促費マネジメント強化のご参考となれば幸いです。ご多忙の折とは存じますが、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
公開日 |
2021年5月25日 |
配信方法 |
オンデマンド配信 お申し込み完了後、順次メールにて視聴ページをご案内します。配信期間中オンデマンドでご視聴が可能です。 |
参加費 |
無料(事前登録制) |
視聴時間 |
約50分 |
プログラム | ①販促費マネジメント強化に向けたアプローチ紹介 PwCコンサルティング合同会社 消費財・小売・流通インダストリー ②リスク検知ソリューションの詳細と事例紹介 PwC中国 リスク・デジタル・アシュアランス ③まとめ |
留意事項 |
※競合企業の方のご登録はご遠慮ください。 ※プログラム内容、講演者については変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
多くの日系消費財メーカーが、日本市場の縮小および新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響によるインバウンド需要の低下により苦戦を強いられています。そこでPwC Japanグループの消費財・小売・流通インダストリーでは「Go global」というテーマを掲げ、日系消費財メーカーがグローバルでの競争を勝ち残れるよう、アジアの新興国を中心とした進出・成長を支援するキャンペーンを開始しました。
本キャンペーンの一環で立ち上げたシリーズセミナーの第2回は、「ASEAN EC」を取り上げます。ASEANのEC市場は、ここ数年来、グローバルなデジタルプレイヤーとローカルの有力ECプラットフォーマーたちが激しい投資合戦を繰り広げており、2015年から2019年にかけてのCAGRが62%と、中国以上に速いペースで成長しています。さらに、コロナ禍による外出控えなども影響し、今後しばらく伸び続けることは確実と言えます。彼らと戦略パートナーシップを結んだ上で、EC・デジタルを梃子にASEAN全域に横串を通す形で、いかにスピーディなブランド浸透・成長を図っていくための仕組みや体制を構築するかが焦点となります。
そこで課題となるのが、伝統的にローカル各国の権限が強いため、Region機能が限定的な日系企業の多くは、Regional ECプラットフォーマーの本社にアプローチし、コーポレートレベルでの戦略討議をすることができていないという点です。ポストコロナにおけるASEAN市場を制するために、日系企業にフィットする形でEC領域のRegion統括機能を早急に立ち上げ、Regional ECプラットフォーマーとの連携を強化していくことが重要です。本セミナーではそのためのアプローチについて解説いたします。
また、セミナー当日は、Regional ECプラットフォーマーの1つであるLazada(アリババ資本)から、LazMall New Brand Solutionsと、FMCG Business Development部門の責任者、またASEANの有力ECオペレーション代行会社であるSingPostのE-Commerce Digital Services部門のVPをお呼びし、日系消費財メーカーがASEAN EC市場で成長を果たしていくための提供ソリューションについて語っていただきます。
公開日 | 2021年6月23日 |
配信方法 |
オンデマンド配信 |
スピーカー |
①ASEAN EC概観と勝ち方 PwCコンサルティング合同会社 消費財・小売・流通インダストリー ②How a brand should start eCommerce business on Lazada Lazada Group Regional Head of LazMall Regional Head of FMCG ③How SingPost E-Commerce can Enable Brands to E-Commerce success in SEA Singapore Post Ltd VP, E-Commerce Digital Services |
参加費 |
無料(事前登録制) |
視聴時間 |
約75分 |
留意事項 |
※競合企業の方のご登録はご遠慮ください。 ※プログラム内容、講演者については変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
PwC Japanグループの消費財・小売・流通インダストリーチームでは「Go global」というテーマを掲げ、日系消費財メーカーがグローバルでの競争を勝ち残れるよう、アジアの新興国を中心とした進出・成長を支援するキャンペーンを開始しました。本キャンペーンの一環で立ち上げたシリーズセミナーの第3回は、「中国越境EC」を取り上げます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行以降、旺盛な需要を支えてきたインバウンド客が激減し、日本各地で特産品を製造・販売する多くの事業者が苦境に立たされています。一方で、海を隔てた隣国の中国では、いち早く経済を回復させているものの、海外旅行がままならない状況の中、国内での高額品消費が拡大しています。
そこで、当社は国境を越えた電子商取引「越境EC」を活用し、中国の消費者に日本各地の優れた商品を「知ってもらい・欲しがってもらい・買ってもらう」までワンストップでサポートするサービスを立ち上げました。
本サービスは、自治体やエリア単位、もしくはカテゴリー単位(牛肉、焼酎など)で中国での人気が見込まれる名産品を、現地の消費者の嗜好に詳しい専門スタッフとピックアップし、越境EC店舗を立ち上げます。現地流通や通関、マーケティングなどを総合的にサポートすることで売上拡大を図るとともに、コロナ終息後のインバウンド客の呼び込みまでを見据え、名産品と、それを生み出した地域の魅力を発信していきます。
本セミナーは、PwCより上記サービスの概要をご説明するとともに、3社からのゲスト登壇者によるスピーチと、パネルディスカッションを予定しております。地方名産品のブランディングの経験豊かな博報堂ケトルの日野 昌暢氏、さまざまな自治体・企業の中国越境ECでの販売サポートを手がけるインタセクト・コミュニケーションズの譚玉 峰氏・片倉 一志氏、ならびに有力越境ECプラットフォームの1つである京東国際からBlair Gao氏をお招きし、「中国越境ECで成功するポイント」について議論します。
ご多忙の折とは存じますが、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
公開日 |
2021年11月10日 |
配信方法 |
オンデマンド配信 お申し込み完了後、順次メールにて視聴ページをご案内します。 |
プログラム |
※登壇予定順 |
参加費 |
無料(事前登録制) |
視聴時間 |
約90分 |
留意事項 |
※競合企業の方のご登録はご遠慮ください。 ※プログラム内容、講演者については変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
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