経営情報のタイムリーな提供は、経営者の迅速な意思決定に資するためにはもちろんのこと、投資家にとっても重要な関心事です。加えて将来のIFRS適用時には、原則としてすべての連結対象会社の決算期を親会社のそれに統一することが求められます。決算期のずれが認められていた子会社の中には、親会社への報告を適時かつ適切に行うために決算作業の早期化が必要となる会社もあります。経理部門の業務プロセスに限らず、決算にかかわる他部門も含めた財務報告プロセス全体を見直して、問題点の根本的改善策を策定するとともに、検証を通じて確実な連結決算早期化達成を支援します。
決算早期化に向けたアプローチ例