デジタルサプライチェーン管理プログラム構築支援サービス

セキュリティ、プライバシー、Responsible AI(責任あるAI)、ESGなどのさまざまなデジタル領域のリスクの観点から、組織のサプライチェーンにおける管理プログラムの策定を支援します。サプライチェーン管理プログラム支援の実績をもとに、単純なSAQ形式だけではなく、リスクに応じた第三者評価を組み合わせるなどで効果的なプログラムの策定、生成AIを活用した効率化などをサポートします。

なぜデジタルサプライチェーン管理プログラムが必要なのか

セキュリティやプライバシー、Responsible AI(責任あるAI)、サステナビリティ、ESGなどのさまざまな領域において、企業や組織は自社だけでなくサプライチェーン全体においてコンプライアンスの遵守が求められています。また、大手企業の中には、サプライチェーンだけでなく部門や関連会社全体でこれらの領域のコンプライアンスを維持することに課題を持っているケースもあります。

サプライチェーン全体でコンプライアンスを遵守するためには、ルールや要求事項を策定するだけではなく、そのルールや要求事項に適切に対応していることをモニタリングするプログラムが不可欠です。実効性の伴ったものにするためには、企業や組織にはデジタルサプライチェーン管理プログラムを策定することが求められています。

デジタルサプライチェーン管理プログラム構築のアプローチ

デジタルサプライチェーン管理プログラムを策定する際には、一般的に以下のようなアプローチで検討を進めます。

従来のデジタルサプライチェーン管理プログラムのイメージ

従来のデジタルサプライチェーン管理プロセスでは、まず重要なサプライヤーにSAQへの回答を依頼し、回収したSAQの内容と過去の取引情報などを踏まえて購買部門の担当者が回答の精査や高リスクサプライヤーの特定を実施します。

その後、高リスクサプライヤーに対して追加調査や訪問調査を実施し、その結果を踏まえて適宜是正措置計画を立案する、という流れが一般的です。

AI技術を用いて高度化したデジタルサプライチェーン管理のイメージ

従来のデジタルサプライチェーン管理プロセスにAI技術を導入した場合、①既存のプロセスの効率化、②既存のプロセスの高度化の2点においてメリットが享受できる可能性があります。SAQの回答結果の精査、過去の取引情報などの定性的評価の分析、公開情報ベースでの情報収集、高リスクサプライヤー案の提示といったプロセスにAIを活用することで、既存のプロセスの効率化や高度化が期待できます。

デジタルサプライチェーン管理領域におけるPwCの強み

PwC Japan有限責任監査法人はデジタルサプライチェーン管理領域において以下のような強みを有しています。

  • グローバル大手企業のデジタルサプライチェーン管理プログラムの構築を支援した実績が豊富にあります。
  • 自社だけではなくサプライチェーン全体でサステナビリティやESGのリスクを管理するために、当該領域の専門家と連携した「サステナブルサプライチェーン管理」の支援が可能です。
  • デジタルサプライチェーン管理だけでなく、部門や関連会社に対する内部監査プログラムへの応用も可能です。
  • 単純なデジタルサプライチェーン管理プログラムの策定だけではなく、AIを活用した効率的な仕組みの検討やPoCの支援も可能です。
  • デジタルサプライチェーン管理における効率調達およびセキュリティ担保という観点で、政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)に深い見識のあるプロフェッショナルが在籍しています。
  • 効率化を意図したAI活用だけではなく、AI技術の急速な発展とそれに伴うリスクや倫理的課題に対応するための、サプライチェーン全体を通じたAIリスクコントロールに係る知見を有しています。

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主要メンバー

川本 大亮

パートナー, PwC Japan有限責任監査法人

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根岸 和也

シニアマネージャー, PwC Japan有限責任監査法人

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平井 彰

シニアマネージャー, PwC Japan有限責任監査法人

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