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患者本位(patient-centered)の医療サービスを実現し、選ばれる医療機関になるため、PwCではデジタル技術の活用戦略の策定から、ソリューション導入、ツール活用、運用定着、導入効果測定、クライアント自身による運用立ち上げまで、トータルサポートします。
データヘルス改革による医療データの増加、ウェアラブル端末を通じた個人のヘルスケアデータの蓄積などにより、社会には多くの医療・健康データが溢れています。各医療機関がこれらのデータを利活用し、医療の高度化/効率化につなげることへの社会的な期待が高まっています。また、患者個人の健康意識の向上により、医療機関と患者とのコミュニケーションの重要性が高まると同時に、Web会議ツールやチャットの浸透によってコミュニケーションのあり方自体も変化しています。
医療機関の内外から患者情報を集約し、医療に関する患者の行動、思考などのプロセスの可視化やライフスタイル/ライフステージに応じた情報提供を、従来の対面コミュニケーションに加えて、オンラインを含むチャネルで行うことへの需要はますます高まるでしょう。患者と医療機関とのエンゲージメントが強化されれば、患者および地域から選ばれる医療機関となることが期待できます。
Dynamics 365 Healthcare導入支援サービスは、医療サービスに関するデータをデジタル基盤に集約・統合します。患者情報を基点として、デジタル・アナログの両方から患者との関係を強化することで、患者本位(patient-centered)の医療サービス実現を支援します。
インドの大手民間医療機関への導入支援などが進んでいます。
データに基づき患者個人に最適な医療を提供することで、患者エンゲージメントの改善だけでなく、受診数/再診数の向上、さらには医療機関内の運用コスト削減が期待できます。
医療機関内のマーケティング部門やコンタクトセンターに所属する500人以上のスタッフが、患者の状況や好みを把握。同時に医療者が、患者に最適な医療を提供することで、患者エンゲージメントを改善できます。
患者へのフォローの電話の実施漏れやリードの見落としを減らすための推奨事項の提供により、受診数が向上します。また、データをもとに再診率を分析し、再診率に影響を与える問題点を特定することで、再診数が向上します。
国内外の患者に対してシステムを展開することで、医療機関内の運用コストを削減できます。
例えば、医療機関内のコンタクトセンターは患者情報を容易に収集しながら患者に電話をかけることができるため、コンタクトセンターの運用コストや通話時間が削減できます。
パートナー, PwCコンサルティング合同会社
大野 元嗣
ディレクター, PwCコンサルティング合同会社
神田 隆通
マネージャー, PwCコンサルティング合同会社