ERPフロントエンドソリューション

Salesforceを利用してERP内データを有効に活用

ERPフロントエンドへのニーズ

SAPをはじめとするERP(Enterprise Resource Planning)システムを利用して経営資源の有効活用を図ることは、今や企業にとって必然となりましたが、実際にERPシステム内に存在する顧客や在庫、売上などの有用なデータをフロントシステムにまで活用できている企業は多くありません。
SalesforceによってERPシステムのフロントエンドレイヤーを提供することにより、コストを抑えながら一層の価値を引き出すことが可能となります。

ERPフロントエンドのビジネス活用提案

廉価な開発コストで確実な操作性を実現

これまでは、見積登録や受注登録、お問合せ受付など各領域/顧客に合わせた入力処理を限られた担当者が、ERPシステムの標準機能で実行してきました。しかしERPシステムは機能性を重視しているため、操作性に乏しく、その結果、「業務効率≒入力担当者の熟練度」という状況が発生しています。ビジネスの拡大/縮小や市場変化に伴う人材の流動が激しい昨今においては、入力担当者の熟練度に依存しない操作性の実現、スピーディかつ低コストな開発が求められています。

情報共有の徹底と経営情報の見える化

ERPシステム導入により部門別/機能別に散在していたデータの一元管理が実現できたとしても、それらを有効活用するためには、必要な場所に迅速かつ最適な状態で開示、共有しなければ意味がありません。変化するビジネスニーズに対して、柔軟なフロントエンドシステムを構築することが必要になっています。
 

Salesforceを活用するメリット

高い開発生産性

プログラミングレスな画面の作成/項目追加がマウス操作(ポイント&クリック)により可能で、日に日に変化するユーザ要件のシステムへの反映がスピーディに行えます。

マルチデバイス対応

PCだけでなく、スマートフォンやタブレットなどのマルチデバイスに対応しブラウザ経由でクラウド提供のアプリケーションにアクセスできるため、クライアント環境に依存せず、好きな時に好きな場所から必要な情報資源にアクセス可能です。

豊富な標準機能

標準のレポート機能および分析機能が充実しており、商品カテゴリ別売上一覧や分類別お問合せ一覧といったレポートを容易に作成することができ、さまざまな角度からの分析が可能です。

高いセキュリティ

セキュリティへの要求と課題に対応できるように、アプリケーション、システムおよびプロセスを常時監視し、改良しています。

最速な開発方法

PaaS/IaaSとしての利用が可能。またSalesforceが認定しているデータ連携ツールが豊富に用意されています。

ERPフロントエンドの実現アプローチ

さまざまな業界/業種でのERP/Salesforce関連プロジェクトにおいて、構想策定、オペレーティングモデル定義から、プロジェクト管理、ベンダー選定、詳細設計、チェンジマネジメント、システム導入支援まで豊富な経験と実績を持つ当社コンサルタントが、ERPフロントの活用提案から定着化までをワンストップで支援します。

コールセンターにおけるERPフロントエンドの実現例

Salesforceがアプリケーションを提供し、データ連携ツール(EAI/ETL)がプロトコル変換を実施することで、クライアントは環境非依存を実現できます。また、データ連携ツールをDMZセグメントに配置することでセキュリティの確保が可能となりました。さらに、顧客情報はSalesforce、注文情報や在庫情報はERPシステムというそれぞれ別のシステムが管理するデータに対し、オペレーターは一つのブラウザ上からシームレスなアクセスが可能となり、応対品質、生産性の向上を実現することができました。
 


{{filterContent.facetedTitle}}

{{contentList.dataService.numberHits}} {{contentList.dataService.numberHits == 1 ? 'result' : 'results'}}
{{contentList.loadingText}}