異業種連携(X-Industry)によるデジタルエコシステム形成・参入支援

デジタル化の進展にともない、さまざまな業界に対してこれまでは考えられなかった異業種からの参入が可能となっています。これにより、業種・業界を横断した新たなビジネスエコシステムが次々と生まれています。競争環境がこれまでと変わっていく中で、各プレイヤーはエコシステムを形成する立場に立つか、参画する側に回るか、またその場合の勝ち筋をどのように見出すかなど、具体的な戦略を描くことがより求められるようになっています。PwC Japanグループでは豊富な知見を有する専門家が、エコシステム形成の戦略策定から実行、またはエコシステムへの参画、他社との提携など、各社の事業戦略に応じた支援をワンストップで提供します。

エコシステムの特性・自社の強みを考慮したパートナー群の選定と協業が重要

エコシステムの形成により、1社のみでは実現できなかった新たな価値提供が可能になります。ただ、そのためには業種・業界を横断したプレイヤー同士の適切な提携が重要です。各プレイヤーは、自身の強みの源泉(データ、技術・プロダクト、サービス、チャネル、リレーションなど)を認識した上で、形成する、あるいは参画するエコシステムの特性を踏まえ、どの企業(群)とアライアンスを組むか、また他プレイヤーが持つ強みと自社の強みを掛け合わせて、どのような価値を創出するかなどの戦略を描いていくことが重要です。アライアンスを組む際には、当然ながら企業文化やケイパビリティの異なる企業と連携することになります。例えば、デジタルプロバイダーと伝統的な製造業とでは、仕事のスピード感やデジタルケイパビリティなどが大きく異なることが想定されます。このため、デジタルを積極的に活用し、各プレイヤーのデジタル面におけるケイパビリティギャップを小さくしておくことも必要となります。

図表3 エコシステム形成のイメージ(例)

PwC Japanグループのアプローチとサービス

エコシステム形成の戦略策定から実行、エコシステムへの参画、他社との提携など各社の事業戦略に応じた支援をワンストップで提供します。
エコシステムの戦略策定および形成、事業のデジタル化、アライアンス・経営統合を通じた新事業の戦略策定および実行など、多様な支援経験を有するメンバーが中心となり、PwCが保持する有力企業とのネットワークも活用してサポートします。

共通: エコシステム形成に伴う異業種連携事務局の支援
  • EMO : Eco-System Management Office
Develop Strategy : 構想/計画策定支援
  • KSFを踏まえたビジネスエコシステム構想策定
  • M&A・アライアンス戦略策定、ベンチャー選定
  • X-Data利活用施策検討
  • データプラットフォーム・データガバナンス設計
Promote Partnering : M&A/アライアンス実行支援
  • パートナリングスキーム検討
  • ビジネス/オペレーションDD
  • Product Tech DD
  • デジタル/データDD
Scale up : エコシステム形成支援
  • 組織再編、JV設立
  • 複数組織横断マネジメント
  • ビジネスエコシステムガバナンス、経営管理最適化
Evolution : さらなる発展支援
  • アジャイル型事業基盤設計

主要メンバー

石本 雄一

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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浅野 泰史

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

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溜井 智也

マネージャー, PwCコンサルティング合同会社

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