
化学メーカーの東ソーが、経営基盤にSAP社のRISE with SAPを採用し、PwCコンサルティングと導入支援契約を締結(2025年3月11日)
PwCコンサルティング合同会社とSAPジャパン株式会社は、東ソー株式会社が自社の次期基幹システムプロジェクトの一環として「RISE with SAP」を採用し、PwCコンサルティングと導入支援の契約を締結した旨を発表しました。
近年の事業環境の変化により、化学・金属・鉱業業界の多くの企業は大きな変革を迫られています。
化学業界では、人口減少に伴う需要減という構造的な課題の解決を狙った業界再編と同時に、原料分野や中間・加工製品分野での新たな顧客ニーズへの対応も求められています。また、異業種への進出を検討する化学企業も多く、化学業界そのものの定義が変わる可能性があります。
金属業界においても、資源メジャーの寡占化や新興国企業の巨大化が進む中、顧客ニーズの多様化や、技術革新への対応のために事業再編が活発化しています。さらには、新型コロナウイルス感染症の拡大とロシアによるウクライナへの侵攻に端を発したバリューチェーンの混乱も、製造コストの上昇や最終製品の需要減といった形で大きな影響を及ぼしています。
鉱業業界では、環境意識の高まりおよび、それを金融面から支援する機関投資家によるESG(環境・社会・ガバナンス)投資の拡大により、これまで以上にサステナビリティを意識した経営が求められています。それらを追跡する仕組みとして、ブロックチェーンの導入をはじめとするデジタルトランスフォーメーション(DX)も急速に進んでいます。
PwCアドバイザリーは、化学・金属・鉱業業界はもとより、他の業界にも豊富な知見を持つプロフェッショナルが、業界に求められる新しい変革に向けた支援を提供します。
PwCコンサルティング合同会社とSAPジャパン株式会社は、東ソー株式会社が自社の次期基幹システムプロジェクトの一環として「RISE with SAP」を採用し、PwCコンサルティングと導入支援の契約を締結した旨を発表しました。
PwCは2024年10月から11月にかけて第28回世界CEO意識調査を実施しました。世界109カ国・地域の4,701名のCEO(うち日本は148名)から、世界経済の動向や、経営上のリスクとその対策などについての認識を聞いています。
PwCは2023年10月から11月にかけて第27回世界CEO意識調査を実施しました。世界105カ国・地域の4,702名のCEO(うち日本のCEOは179名)から、世界経済の動向や、経営上のリスクとその対策などについての認識を聞いています。
エネルギーシステムにおける重要鉱物の役割に対する社会認識が高まり、各企業・政府は多様化やエネルギー自給に向けたサプライチェーンの確保を目指しています。本レポートでは、デジタル化や脱炭素化の進展に伴い、鉱業分野で起こっている変化を解説します。