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網羅的・体系的なセキュリティレベルの向上を図る従来型のコンプライアンスベースの評価ではなく、サイバーインテリジェンスを活用することで、ダイナミックに変化する目の前のサイバー脅威に十分に対応できる態勢であるかを評価する、リスク・脅威主体のアセスメントサービスです。
多くの企業がNISTサイバーセキュリティフレームワークなどのガイドラインを拠り所にセキュリティ対策を進めた結果、そのセキュリティレベルは向上しています。一方、サイバーセキュリティインシデントは減少するどころか、増加し続けています。
上記のような網羅的・体系的セキュリティ対策だけでは、企業が直面するリスク・脅威に対応することができません。刻々と変化するサイバーリスクに備えるには、サイバーインテリジェンスを活用し、自社や自社業界を狙う脅威アクターが用いる攻撃手法を理解し、その検知力および防御力を高めるセキュリティ対策が求められています。
本サービスでは、まずサイバーインテリジェンスの収集・分析を通じて、クライアント企業およびその業界を狙う脅威アクターが用いる手法を特定します。
その上で、上記の攻撃手法が成立可否を、クライアントのシステム環境およびセキュリティ対策を踏まえて一つひとつ評価していきます。「成立する可能性がある」と判断された手法については、これを連鎖的につなぎ合わせることで、情報漏洩や改ざんが進行していくシナリオが導出できます。
対応策については、成立しうるシナリオや攻撃手法の緊急性・蓋然性に鑑み、優先度を設けて脅威・リスクベースで立案します。