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中国 |
日本 |
税務制度 |
納税者に挙証責任 |
更生理由明記 |
税務調査 |
一般的には、不定期に調査を実施、または納税リスク評価制度を制定し、ビッグデータを利用しながら、企業税務の日常的な管理を行う。 各税目については、各企業に設定されたリスク評価指標を超える場合、説明が必要となり、税務調査に発展する場合がある。 |
ほとんどの場合、不定期に法人税、 |
還付加算金 |
請求可能(市場利率) |
・自動的に還付 |
ペナルティー |
延滞金:18.25% |
延滞金: (2)納期限から2カ月経過後、 加算金:5%~40% |
所 |
企業所得税
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企業所得税 |
個人所得税 |
個人所得税(2019年1月1日改正施行) |
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流 |
流通税 |
・増値税(付加価値税) |
そ |
特定目的税 |
土地増値税、都市維持建設税、教育費附加 |
資源税 |
資源税、都市土地使用税 |
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財産税 |
房産税、車両船舶使用税、車両取得税 |
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行為税 |
印紙税、契税 |
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その他 |
船舶とん税、耕地占有税、たばこ税、環境保護税 |
本店所在(登記)地 |
実際の管理機構所在地 |
中国での納税上の地位 |
課税所得の範囲 |
中国法人 |
中国 |
居住者企業 |
全世界所得(中国国内源泉所得+中国国外源泉所得)が課税対象となる |
中国法人 |
中国 |
居住者企業 |
全世界所得(中国国内源泉所得+中国国外源泉所得)が課税対象となる |
外国法人 |
外国 |
非居住者企業 |
中国国内源泉所得が課税対象となる |
※実際の管理機構:企業の生産経営を実質的に管理している組織
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中国 |
日本 |
企業所得税 |
企業所得税率25% |
法人税 30.62%(実効税率) |
課税所得計算方法 |
基本的に日本と同じ |
会計上の利益に損金不算入項目等の申告調整により算定 |
引当金・準備金 | 原則全額否認 |
損金限度額有り(貸倒引当金等) |
寄付金 |
原則全額否認(公益性寄付の損金限度額有り) |
損金限度額有り |
国外配当に係る源泉税 |
税率 0%~10% | 税率 0%~20.42% |
外国税額控除 |
国別計算方式とバスケット方式の選択適用 | バスケット方式 |
税務申告書 |
翌年5月末 監査報告書添付義務 | 決算日後2カ月 監査報告書の添付要求なし |
予定納税 |
年4回 | 年1回 |
オフショア拠点のあり方を見直すにあたってのポイントを解説する本連載の第2回では、中国事業の縮小や撤退における税務上の留意点をいくつかご紹介します。
PwC税理士法人は、クライアントからの現地税制などの質問にタイムリーかつ適切に対応する目的で、「カントリーデスク」を 立ち上げています。
PwC中国は、1906年に上海事務所を開設して以来、約100年の歴史があり、現在では、北京、天津、大連、青島、瀋陽、済南、鄭州、上海、蘇州、南京、杭州、寧波、合肥、武漢、重慶、西安、長沙、成都、昆明、厦門、広州、深圳、珠海、海口、マカオ、および香港を拠点として、16,000名以上のスタッフが勤務する中国最大の国際会計事...