家族憲章作成支援

納得感のある家族憲章作成アプローチ

家族憲章とは、ファミリーの守るべき理念・価値観、地域社会への貢献の在り方、株式承継のルールなどを記した文書を言います。ファミリーごとに記載する内容は異なり、また、その内容は基本的には法的拘束力を持つものではありません。しかしながら、その作成過程を通じて、ファミリーの共通した価値観・パーパスなどを明確化でき、ファミリーメンバー間の潜在的な対立原因を事前に解消することにつながります。さらに、家族憲章の継続的な周知により、創業者精神を次世代へ承継することにも役立ちます。

家族憲章を作成する際には、以下の点に留意が必要です。

  • 創業者精神を再確認し、全ての規定の土台とすること
  • ファミリービジネスの永続的な発展のためのものであること
  • 事業への関与の度合い、株の保有状況などのファミリーメンバー間のさまざまな立場の違いを考慮したものであること
  • ファミリーメンバーで議論を尽くし、創業者精神や、ファミリーメンバー間の立場の違いに対する理解を深め、全員が納得できるものを目指すこと

形だけの家族憲章を整えても、高い効果を期待するのは難しいのではないでしょうか。最も重要なのは完成までの納得感のあるアプローチであり、そのためには議論をリードする経験豊富なアドバイザーの関与が欠かせません。

サービスの特長

寄り添いじっくり話を聞く

創業家・オーナーやファミリーメンバーに寄り添い、それぞれのファミリーのペースに合わせ、じっくりと時間をかけて個々のメンバーの話を伺います。

公平な立場でファミリーメンバー間の意見を調整

創業者・オーナーの意向に偏った判断ではなく、ファミリービジネスの永続的な発展を軸に、独立した第三者の公平な立場でファミリーメンバー間の意見を調整します。

豊富な知識・経験

ファミリーメンバー間での潜在的な対立や利己的な行いを防止するためのガバナンス体制の構築・運営を、PwCの豊富な知識・経験に基づき強力にサポートします。

作成から運用・更新までをトータル支援

PwCでは、家族憲章の作成からファミリーメンバー全員への浸透に至るまでをトータルでサポートし、創業者精神の次世代への承継を支援します。

主要メンバー

望月 文太

パートナー, PwC税理士法人

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林 雄高

パートナー, PwC税理士法人

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山内 良

パートナー, PwC税理士法人

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佐々木 真美

パートナー, PwC税理士法人

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前田 恭佑

ディレクター, PwC税理士法人

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