髙松 礼奈弁護士 2020年登録（73期）

PwC弁護士法人を選んだ理由を教えてください。

PwC弁護士法人所属の先生方の専門分野や実績などを拝見し、将来自分も先生方のような弁護士を目指したいと感じたためです。従前、クライアントから税務面に配慮したアドバイスを期待される機会が多くあり、税務の知識の重要性を感じていたため、コーポレートを軸としつつ、税務の専門性を磨くことができる点に他の法律事務所とは異なる魅力を感じました。また、PwC Japanグループ内の他法人のプロフェッショナルやPwCのグローバルネットワークに所属する各国の弁護士と連携したサービスを提供できるという特色は、ビジネスを営むクライアントにとっても魅力的だと思いますし、私自身も伝統的な弁護士業務の枠にとらわれずクライアントのビジネスを法的にサポートするという方針に共感しました。そして、面接の過程でお会いした事務所メンバー全員の人柄の良さが決め手になりました。

他法律事務所との違いはどんなところだと感じていますか？

税務のプロフェッショナルが身近にいる点と、PwC Japanグループの他法人に所属するプロフェッショナルと密に連携し、業務を展開できる点が特に異なると感じます。他の法律事務所では法的論点に落とし込む以前のクライアントの課題解決や新たなビジネスモデルの開拓といったビジネスの上流から経験できる機会は少ないと考えていますが、PwC弁護士法人ではそういったところに積極的にチャレンジでき、そこにやりがいを感じています。

入所されて以来、ご自身のターニングポイントはありましたか？

親族に法曹関係者がいたこともあり、幼い頃から漠然と法曹界への憧れを抱いていました。また、大学のオムニバス講義などで実業家として活躍する卒業生から、ビジネスの面白さや社会に与える影響力の大きさに関するお話を伺う機会が多く、ビジネスを法的にサポートする弁護士になることが自身の興味に一番近いと感じました。PwC弁護士法人に入所して、クライアントのビジネスをより身近に感じることができるようになり、自身の業務の幅が大きく広がったことは今後の弁護士人生の転機になったと考えています。

どのような時にPwC弁護士法人での経験が成長につながっていると感じますか？

自分だけでは解決できない問題点が生じた際、PwC弁護士法人ではどの先輩方も快く相談に乗ってくれます。各場面でサポートを頂きながら自己の頭を使い、チームで難所を乗り越えながら案件に取り組む経験を通じ、弁護士としての知見を深めることができていると感じます。

5年、10年後の目指す姿について教えてください。

5年後は中堅の立場になると思うので、自己の専門分野として最新の議論に精通し、また案件全体をリードできる弁護士になりたいと考えています。10年後は、クライアント・事務所メンバーの両者から信頼され、「ぜひ依頼したい」と思って頂ける弁護士になることが目標です。将来的には留学も視野に入れたいと考えています。

PwCのインクルージョン&ダイバーシティ（I&D）や働きやすさについてはいかがでしょうか？

少し体調を崩した際にも、先輩方が気遣ってくださり、積極的に私の分担をカバーして下さったことが大変ありがたかったです。また、性別を問わずどの先生も個々の事情に応じて働き方を上手に調整されている様子を拝見し、自己や家族について優先度の高い事情が発生した際も対応できるイメージを持つことができています。リモートワークができる点も利点であり、オンライン会議が多く予定されている日や1人で進める作業が多い日には自宅で作業するなど、その時々に最適な勤務場所を自由に選択することができます。

リフレッシュ方法があれば教えてください。

手を動かしておいしいものを作るという過程が楽しいので料理をしています。また、時間に余裕のある平日の朝や週末にはジムでトレーニングを行ったりしてリフレッシュしています。時には旅行に行き、自然に触れる時間も大事にしています。

最後に、入所を希望される方へのメッセージをお願いします。

仕事で悩んだ際には自分だけで抱え込まず、経験と知識が豊富な先生方に相談することで、その後の成長に大きくつながると感じています。仕事熱心で、適切なコミュニケーションが取れる方には先輩方が道筋を示し、必要に応じてフォロー下さる環境が整っています。弁護士としての業務の幅をさらに広げたいと感じている方にはぜひお勧めしたいです。

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