医彩―Leader's insight

第8回 病院長と語る病院経営への思い―小田原市立病院 川口竹男病院長―

  • 2025-04-10

小田原市立病院(以下、市立病院)は、神奈川県の県西医療圏に属する417床の急性期病院であり、ほんの10年前まで医業利益がマイナス10億円まで落ち込んでいましたが、2022年度には繰入金を除く医業収支が黒字に転じるなど、新型コロナウイルス感染症による落ち込みを乗り越え、7年間で医業収支20億円の経営改善を実現しています。全国の公立病院の中でもトップクラスの医業利益を計上しており、令和4年(2022年)度に自治体立優良病院両会長表彰、令和5年(2023年)度には同総務大臣表彰を連続受賞*1しました。また、直近の2024年度では、医業収支で7億円の黒字、当期純利益は20億円を計上しています。

PwCコンサルティングは2016年度の新公立病院改革プラン策定支援を契機として足掛け2年程度、市立病院の経営改善の支援を担いましたが、支援後も独力で中期的な経営改善を実現するなど、まさにPwCコンサルティングが目指す「改善を持続できる組織」に移行しているといえます。そのような強い小田原市立病院を事業管理者・病院長の立場で築き、リードしている川口竹男氏に、病院経営への思いを伺いました。


登壇者

小田原市立病院
病院事業管理者・病院長
川口 竹男氏(医師)

PwCコンサルティング合同会社 パートナー
髙橋 啓

PwCコンサルティング合同会社 ディレクター
小田原 正和

※所属法人名や肩書き、各自の在籍状況については掲載当時の情報です。

(左から)小田原 正和、川口 竹男氏、 髙橋 啓

参考資料

*1:公益社団法人 全国自治体病院協議会

https://www.jmha.or.jp/jmha/contents/info/79
https://www.jmha.or.jp/jmha/contents/info/78

主要メンバー

髙橋 啓

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

Email

小田原 正和

ディレクター, PwCコンサルティング合同会社

Email

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