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第24回世界CEO意識調査
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が始まって1年を経た2021年1月~2月、第24回世界CEO意識調査では5,050名のCEOに、新たな脅威に対応し、経営モデルを変革し、持続可能な未来を創り出していくための計画について聞きました。
2020年3月11日、世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)を宣言したことを公式な節目として、深刻な混乱と苦難の時期が始まりました。それから1年以上が経過した今も、依然として困難な状況に変わりはありません。しかし、驚異的なスピードでワクチン開発が進んだことにより、私たちは今後の回復を思い描けるようになりました。回復のイメージはまだ具体的ではありませんが、単純にかつての状態に戻れないことは確かです。パンデミックは、グローバルシステムの根本的な欠陥や企業経営モデルの弱点、今後の世界を形作る課題を浮き彫りにしました。同時に、リーダーがこれらの問題に対する息の長い解決策を模索する中で、活力と創造性を発揮することにもつながっています。
2021年1月~2月に実施した第24回世界CEO意識調査では、5,050名のCEO(うち、日本のCEOは166名)に、新たな脅威に対応し、経営モデルを変革し、持続可能な未来を創り出していくための計画について聞きました。調査結果から見えてくるのは、企業のリーダーは新たな発想を持ち、自らの決定や行動を絶えず評価していくよう求められているということです。こうした難題に立ち向かうリーダーの意識のスナップショットとして、さらには今後の優先課題やそれらに協働して取り組んでいく方法を示すロードマップとして、日本の調査結果を、世界全体や米国、中国との比較を交えながら紹介します。
日本のCEOは世界経済の成長に対しては前向きであるものの、自社の成長回復に対しては慎重な見方。
Q.今後12カ月間において、世界の経済成長は改善するでしょうか、現状を維持するでしょうか、それとも減速するでしょうか。
Q.今後12カ月間および3年間の貴社の売上成長見通しについてどの程度自信をお持ちですか。(「非常に自信がある」との回答のみを表示)
日本のCEOが重視する国・地域のトップ3は前回と変わらず。中国のCEOが経済規模の大きな国・地域を優先する中、米国のCEOは引き続き中国重視の姿勢を弱める。
Q.貴社の成長を促進するためにどのような施策を今後12カ月間に計画していますか。(該当する項目をすべて選択)
Q.今後12カ月間の貴社の全般的な成長見通しにおいて、最も重要と思われる3カ国・地域(貴社本拠地を除く)を挙げてください。(上位6カ国・地域を表示)
コロナ禍での自社の成長見通しに対する潜在的な脅威ランキングのトップは「パンデミックやその他の健康危機」。「サイバー攻撃」も大きな懸念となり、「気候変動や環境破壊」も昨年に引き続き脅威に。
Q.貴社の成長見通しに対する潜在的な脅威(経済、政策、社会、環境、ビジネス)に関して、どの程度懸念していますか。(「非常に懸念している」との回答のみを表示)
デジタルトランスフォーメーション(DX)投資については世界のCEOと日本のCEOとの認識に大きな隔たりが見られる結果に。サステナビリティおよび ESGへの長期投資については消極的ながらも関心分野としては上位に。
Q.COVID-19危機を受けて、今後3年間で以下の分野への長期投資をどのように変える予定ですか。(「大きく増やす[増加割合10%以上]」の回答のみを表示)
日本のCEOは人員計画について慎重な姿勢を示し、競争力を高めるために従業員のエンゲージメントやコミュニケーションの変化に注力。
Q.今後12カ月間および今後3年間で、貴社の従業員数はどのように変化すると予想していますか。
Q.貴社の競争力を高めていくために、人材戦略のどのような点を変えていきますか。(最大3つまで選択)
2021年1月~2月にPwCが実施した第24回世界CEO意識調査から、主にDXとサイバーセキュリティ・データプライバシーに特化した調査結果と考察を示します。