2020年12月に総務省が公表した「自治体DX推進計画」では、重点取り組み事項として、自治体の情報システムの標準化・共通化やマイナンバーカードの普及促進、行政手続きのオンライン化、AI・RPAの利用促進、テレワークの推進、セキュリティ対策の徹底が示されました。PwCコンサルティングではこれを受け、自治体向けガイドライン「自治体DXを契機とするヒューマンセントリックな変革推進のためのガイドライン」*1を作成し、2021年5月27日より提供を開始しています。
同ガイドラインでは、自治体DX推進における「CIO補佐官」の位置づけと重要性について解説し、人材要件についても示していますが、デジタル人材が不足するなか、各自治体が候補者を探し、採用することは容易ではありません。そこで、デジタル人材の豊富なデータベースを保有し、DX推進組織組成時の採用・オペレーションと、柔軟な契約形態による専門人材活用のノウハウを持つ、パーソルキャリア、パーソルテンプスタッフと提携し、「CIO補佐官」派遣プランを自治体に提供することとしました。また、自治体DX推進において、職員のデジタルリテラシー向上や人材育成、最適配置が課題となっており、PwCコンサルティングが提供する「Digital Scoring」によって、職員個人及び組織でのデジタルリテラシーをスコア化する取組を推進してまいります。
自治体向け説明会の開催概要
PwCコンサルティングでは、本協業にあたって、パーソルテンプスタッフが主催する自治体向けの組織・人材変革に関するセミナーに登壇します。
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自治体からの問い合わせ先
E:mail:jp_cons_digitalgovernment@pwc.com
PwCコンサルティング合同会社 公共事業部 デジタル・ガバメント統括 パートナー 林 泰弘
自治体DX推進に関連して、PwCコンサルティングは既に、株式会社サイバーエージェントと自治体DXに関する共同研究会「DX DRIVE Japan」を設立*2し、また筑波大学とデジタル・ガバメント実現に向けた「スマートシティ連携のフレームワークと教育プログラム」に関する共同研究を開始*3しています。今後も引き続き、自治体DX、デジタル・ガバメントの実現に向けて、ヒューマンセントリックな視点でDXを推進し、官民学、また中央省庁と自治体との架け橋となることで、日本経済の競争力向上に貢献してまいります。
*1 プレスリリース「PwCコンサルティング、自治体DXを進めるための自治体向けガイドラインを提供開始」
*2 プレスリリース「PwCコンサルティング、サイバーエージェントと地方自治体のDX推進を支援する共同研究会 「DX Drive Japan」 を設立」
*3 プレスリリース「PwCコンサルティング、筑波大学とデジタル・ガバメント実現に向けた『スマートシティ連携のフレームワークと教育プログラム』に関する共同研究を開始」
(ご参考)「自治体DXを契機とするヒューマンセントリックな変革推進のためのガイドライン」より一部抜粋