- SBTiは、PwCが目標として設定した2030年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロ(ネットゼロ)とする方針およびタイムラインを認定
- コミットメントでは、出張時の航空機利用による排出量を総量ベースで半減することなどを宣言
2021年9月15日
PwC Japanグループ
※本プレスリリースは、2021年9月8日にPwCが発表したプレスリリース(英語版)を翻訳したものです。英語の原文と翻訳内容に相違がある場合には原文が優先します。
PwCは科学的根拠に基づく温室効果ガス排出削減目標について認定を受けたことを公表し、2030年までに温室効果ガス排出量をネットゼロにするとのコミットメントをあらためて表明しました。
SBT(Science Based Target: 科学的根拠に基づく温室効果ガス排出削減目標)イニシアチブ(SBTi)は、2019年を基準として2030年までに温室効果ガス排出の総量50%削減を目指すPwCの目標を認定しました。SBTの目標は世界の気温上昇を産業革命前に比べて1.5度に抑えるシナリオに整合するものです。重要な点は、PwCの削減目標は、スコープ1および2の排出にとどまらず、PwCにとって最大の排出源となっているスコープ3までも網羅していることです。
<注>
スコープ1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼)
スコープ2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
スコープ3:スコープ1、スコープ2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)
環境省Webページより
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/supply_chain.html
PwCグローバルの会長、ボブ・モリッツは次のように述べています。
「気候変動は現在私たちの住む地球が直面している最も切迫した問題のひとつです。私たちが掲げた新たな経営ビジョンである『The New Equation』の一部分で、この問題の解決の一助となるように新たに取り組みを表明しています。それが2030年までに温室効果ガス排出量のネットゼロ化に取り組む理由であり、SBTiが私たちの排出削減目標を認定したことを心より嬉しく思います。クライアント企業の皆様と同様、私たちはステークホルダーとともに『Trust』(信頼)を構築し、『Sustained Outcomes』(ゆるぎない成果)を実現する必要があります。気候がもたらす多大な影響に対してPwC全体として取り組むことが、『The New Equation』の2つの柱(Trust、Sustained Outcomes)には必要不可欠です。」