PwC Japanグループと東京大学未来ビジョン研究センターがより良いAIの活用を願って共催する共同研究会です。
人工知能(AI)は社会に高い利便性をもたらしていますが、一方でその活用にあたっては、公平性、説明可能性、透明性が欠如しているケースも見られ、さまざまな問題を引き起こしています。問題が発生した際に責任の所在があいまいであることも多く、アンコンシャスバイアスなどの「落とし穴」が放置されたままであるケースも散見されます。
本研究会ではAIの開発、利活用や運用にあたって見過ごされていたり、考慮を先延ばしにされたりしがちな「AIの死角や盲点」について、DEI(Diversity, Equity & Inclusion:多様性、公平性と包摂性)の観点から議論します。
第2回では、「企業や組織におけるAI活用の課題認識」と題して、組織におけるAI活用の盲点に焦点を当てて課題をディスカッションいたします。
企業や組織が効果的に、かつ品格をもってAIを活用していくために、どのような点に留意すべきなのか。見過ごしたままになってしまっているポイントとはどのようなものか、引き続き課題感についてみなさんと考えることができればと思います。
※チャタムハウスルールとは、情報の公開と共有の自由を促すための行動規範です。研究会参加者は、共有された情報を引用および公開することはできますが、情報の発信元や参加者情報については伏せなくてはなりません。
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