2022-12-14
「AIとDEI研究会」は、PwC Japanグループと東京大学がより良いAIの活用を願って共同で設立した研究会です。
人工知能(AI)は社会に高い利便性をもたらしますが、一方でその活用にあたっては、公平性、説明可能性、透明性が欠如しているケースも見られ、結果としてさまざまな問題が生じています。問題が発生した際に責任の所在があいまいであることも多く、アンコンシャスバイアスなどの「落とし穴」が放置されたままであるケースも散見されます。
本研究会ではAIの開発や、利活用、運用にあたって見過ごされていたり、考慮を先延ばしにされたりしがちな「AIの死角や盲点」について、DEI(Diversity, Equity & Inclusion:多様性、公平性、包摂性)の観点から議論します。
AIの死角や盲点は自分ひとりではなかなか気付くことができません。そのため、本研究会は参加者との対話を重視しています。研究会は2部構成とし、第1部はオンラインで話題提供者がさまざまな死角や盲点を取り上げ、視聴者と議論した内容を報告書として蓄積していきます。第2部は基本的に対面のセミクローズドな議論の場とし、チャタムハウスルール(※)を適用して開催します。「AIの死角や盲点」、その対策に関心のある方の参加をお待ちしております。
※チャタムハウスルールとは、情報の公開と共有の自由を促すための行動規範です。研究会参加者は、共有された情報を引用および公開することはできますが、情報の発信元や参加者情報については伏せなくてはなりません。
研究会は、基本的に月次で開催いたします。研究会の開催情報につきましては、告知ページをご覧ください。
研究会アーカイブ:
開催した研究会については、下記をご覧ください。
● 第1回「AI開発・利活用・運用の盲点や死角を考える」2022年11月25日
● 第2回「企業や組織におけるAI活用の課題認識」2022年12月20日
● 第3回 「組織の枠を超えたAIのガバナンスに関する課題と対策」2023年1月26日
● 第4回「生成技術動向とそれに伴うリスク」2023年2月22日
● 第5回「人間中心とは?公平性とは?」2023年3月24日
● 第6回「データの民主化」2023年4月25日