
COOやオペレーションリーダーが取り組むべきこと PwCパルスサーベイに基づく最新の知見
本レポートでは、世界の大企業の経営幹部673人を対象に、経営の戦略や優先順位を調査しました。COOはAIの活用拡大に強いプレッシャーを感じており、関連する人材の採用・育成に注力する一方で、業務に追われ将来のビジョン策定に注力できていない状況が明らかになりました。
これまでの物流改革の成果は、コスト削減やサービスレベル向上といった効果が中心でしたが、これからは自社のビジネス強化にどれだけ貢献できるかが問われています。変化するビジネス環境の中で企業の意思決定を支え、競争に勝つ最適なサプライチェーンネットワークを構築していくためには、企業としてSCM(サプライチェーンマネジメント)実現の重要な部分である物流・ロジスティクスに求められること=目指す姿を明確にし、業務プロセス、システム、運用などを加味した上で検討を進めていくことが肝要です。
PwCコンサルティングの物流COE(Center of Excellence)チームは、クライアントの競争優位や利益創出など、成長に寄与するロジスティクス構築を構想策定から施策実行までトータルで支援します。
PwCコンサルティングは、物流構想策定に際して、今後の業界変化(トレンド)の予測に基づくロジスティクスに求められる役割を定義するとともに、経営計画・事業計画の実現に必要なクライアント固有のロジスティクス要件を整理した上で、これらの役割・要件を達成するために必要な施策を描出します。改革施策は実現可能なレベルまで具体化し、期待効果(ROI概算)の試算に基づき、優先順位付けした実行計画を作成します。
プロジェクトの目的 |
PwC支援概要 |
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製造業 |
メーカー倉庫拠点を段階的に統合するほか、営業倉庫拠点を廃止しTCを新設する事でサービスレベルを維持しつつ物流費と在庫の削減を実現 |
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製造業 |
国内事業ロードマップに基づく将来物流構想の策定とその実現に向けた輸配送、庫内業務の設計とWMS・TMS再構築 |
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流通業 |
eコマースにおける構想策定、基本設計(物流拠点配置、輸配送および倉庫業務)の支援のほか、RFI・RFPの作成、業務委託先の他、システム、マテハンなどのベンダー選定を実施 |
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輸配送業 |
車両の積載率や運行効率の改善に向けた運行実績データの分析に基づく課題抽出、施策検討、効果試算のほか、改善施策の実施に向けたロードマップの作成を実施 |
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倉庫業 |
倉庫請負業務の大幅な収支改善に向け、現状分析、課題抽出を実行した後、業務施策や運用施策の描出、施策の実行、コスト改善の実現までを実施 |
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使用済製品の再生事業 |
使用済製品の再生・販売事業の拡大に向けた受発注および庫内業務のBPRと、ERP・WMS再構築 |
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本レポートでは、世界の大企業の経営幹部673人を対象に、経営の戦略や優先順位を調査しました。COOはAIの活用拡大に強いプレッシャーを感じており、関連する人材の採用・育成に注力する一方で、業務に追われ将来のビジョン策定に注力できていない状況が明らかになりました。
PwC Japanグループは2月28日(金)より、表題のセミナーをオンデマンド配信します。
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世界の上場企業19,000社以上における運転資本の動向を分析した結果、世界には1兆5,600億ユーロの余剰運転資本があることが分かりました。本稿では、業務改革やビジネスモデル改革へ向けて、企業がこの配当をどのように解き放つことができるかについて考察しました。