助成事業

助成事業の概要

1. H2L株式会社
 人間拡張技術活用による農福連携

  • 領域:人間拡張
  • 事業年度:2020
  • 事業概要:当事業では、BodySharing技術と5Gを活用し、遠隔地にいる障がい者や農業に参加したことのないユーザが、スマートフォンアプリで農作業ロボットを操作し、農業参加できるシステムとそのサービス RaraaS(ララース、 Remote Agricultural Robot as a Service、遠隔農業ロボットサービス)を提供する。
    このテクノロジーを他の社会課題に応用し、「都市一極集中型の社会構造」とそれによる「地方の農業従事者数の減少と高齢化」と「障がい者の社会参画機会の制限と低賃金 」の社会課題にも取り組む。
  • 対象:教育・アップスキリング、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)
  • 関連リンク2020年度助成事業募集のご案内助成先決定についてH2L 玉城絵美氏と語る人間拡張技術の可能性【前編】【後編】最終報告会

2. アナウト株式会社
 AIなどの活用による地方の医療資源不足の解消

  • 領域:地方医療
  • 事業年度:2021
  • 事業概要:地方の外科医療現場におけるニーズや手術支援AIの受容度を調査・検証しながら、手術支援AIの開発・導入を推進する。手術支援AIの活用により、守るべき臓器や切るべき箇所が可視化されることで、短時間かつ標準化された手術の実現や手術合併症の削減、医師の負担軽減を想定する。
    このテクノロジーを活用することで、地方の医療現場の効率化と外科医 不足の解消に貢献するとともに、”必要な場所に必要な医療”を、”効率的に”届けられる状態を実現し、どこにいてもニーズに応じた医療を受けられ、健やかに生きることができる社会を目指す。
  • 対象:教育・アップスキリング、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)
  • 関連リンク助成事業募集のご案内助成先決定について最終報告会

3. 株式会社カルディオインテリジェンス
 AIなどの活用による地方の医療資源不足の解消

  • 領域:地方医療
  • 事業年度:2021
  • 事業概要:AIおよびIoTを活用した心電図波形解析AIプログラムを開発し、ウェアラブルデバイスを用いて、日常生活中に測定した心電図データをAIが自動で解析し薬剤性のQT延長 を検査することで、医薬品投与による突然死を予防し、非専門医や医療過疎地域でも安心・安全な医薬品を投与できる環境を提供する。
    このテクノロジーを活用することで、”必要な場所に必要な医療”を、”効率的に”届けられる状態を実現し、どこにいてもニーズに応じた医療を受けられ、健やかに生きることができる社会を目指す。
  • 対象:教育・アップスキリング、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)
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4. 株式会社ハイドロヴィーナス 
 センシング・AI技術の活用による災害リスクの軽減

  • 領域:環境
  • 事業年度:2021
  • 事業概要:内水氾濫等の水害リスクを早期に把握し適切にコントロールすることで、より効果的な防災システムの構築を目的に、河川や水路にハイドロヴィーナス(発電装置+センシングモジュール)を配備し、入手した水位・流速データ等および周辺水位計データ等により災害発生をAIで予測する。予測結果を岡山市に提供するまでの一連を、助成期間内に実証する。
    このテクノロジーを活用することで、設置数・範囲の拡大や精度の高いAI予測(治水設備情報との相関を含める)の実現を目指し、自治体への予測情報提供サービスをビジネス化し、治水や防災対応、水門等の自動制御の適切な判断を支援することで、インフラ関連サービスとしての地位確立を目指す。
  • 対象:環境問題への対策
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5. EF Polymer株式会社
 テクノロジーの活用による、大気・土壌・海洋の汚染や破壊や生物多様性の損失の解決

  • 領域:環境
  • 事業年度:2022
  • 事業概要:バイオ廃棄物(生ゴミ)から作られた100%オーガニック・完全性分解性を有する超吸水性ポリマーの砂漠緑地化への有効性をインラボ実験およびフィールド実験で明らかにし、製品の改良・改善の方向性を明らかにする。
    このテクノロジーを活用することで、深刻化する砂漠化問題や水不足問題に取り組み、枯渇し劣化する地球の課題を解決し、生態系の未来を潤すことを目指す。
  • 対象:環境問題への対策
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6. 公益社団法人日本環境教育フォーラム
 テクノロジーの活用による、大気・土壌・海洋の汚染や破壊や生物多様性の損失の解決

  • 領域:環境
  • 事業年度:2022
  • 事業概要:RFID(Radio Frequency Identifier=電波を用いた情報取得システム)技術を導入し、天然甘味料の採集地点や採集時期などをデータ化することで、自然環境への負荷を可視化し、インドネシアの国立公園における地域住民の生計維持と自然環境保護のバランスを維持し共生型の事業推進を実現する。
    このテクノロジーを活用することで、森林伐採や外来種などによる生物多様性の損失を食い止め、生態系保全を目指す。
  • 対象:環境問題への対策
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7. 株式会社テックドクター
 「都市・街」の再定義、新しい時代の「安心・安全に 生活できる場」の再構築

  • 領域:環境
  • 事業年度:2022
  • 事業概要:過疎化が進む地方の小規模自治体に属する住民や、都市部の企業の従業員を対象として、ウェアラブル端末から取得したデータを解析・レポート共有することで、適切な介入や見守りを実現する。また、メンタル不調を予測し、改善施策の効果を計測することで、ウェルビーイングや生産性向上のための健康経営指標を構築する。
    このテクノロジーを活用することで、超高齢化・人口減少がもたらす日本の「都市」「街」への影響を、インフラ、ソーシャルキャピタルの観点から見直し、Quality of Live (QoL)向上を目指す。
  • 対象:ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)、環境問題への対策
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8. ViXion株式会社
 人間拡張技術活用による活動

  • 領域:人間拡張
  • 事業年度:2022
  • 事業概要:網膜色素変性症により暗所行動に制約がある患者に対して暗所視支援眼鏡ウェアラブルデバイスを無償貸与または寄付し、日常使用に関するトレーニングの提供や就職あっせん事業者や団体の紹介を行うことで、患者の就職活動を支援し、制約のない人との就業環境のギャップの解消を図る。
    このテクノロジーを他の眼病患者に応用し、自立を支援することで、働きがいや生きがいの促進および国際社会におけるインクルージョン先進国としての地位確立を目指す。
  • 対象:教育・アップスキリング、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)
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9. H2L株式会社
 人間拡張技術活用による農福連携

  • 領域:人間拡張
  • 事業年度:2022
  • 事業概要:BodySharing技術を活用し、農業現場へ遠隔農業の導入を行うことで、障がい者や長期闘病者に代表される外出困難者等の社会参画機会の確保を実証する。
    このテクノロジーを活用することで、農業従事者数の減少や高齢化、障がい者の社会参画機会の確保といった社会課題解決を目指す。
  • 対象:教育・アップスキリング、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)
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10. 国立大学法人北海道大学
 AIなどの活用による地方の医療資源不足の解消

  • 領域:地方医療
  • 事業年度:2022
  • 事業概要:当研究グループが独自開発した1粒子表面分子解析技術を用いることで、血液検査からさまざまながんを検出および識別できる可能性があるため、当事業では、その血液検査に用いる検査チップと検査装置のいずれか、またはその両方の試作機(プロトタイプ)を完成させる。
    このテクノロジーを活用することで、簡易的かつ効率的ながん検査を実現すると同時に、高齢化が進む地方において、医療資源不足解消を目指す。 
  • 対象:教育・アップスキリング、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)
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11. 株式会社Cardio Flow Design
 AIなどの活用による地方の医療資源不足の解消

  • 領域:地方医療
  • 事業年度:2022
  • 事業概要:医療画像データに対し、3Dモデリング技術と流体解析技術を使い、さまざまなパターンで心臓手術した後の血流を自動でシミュレーションできるようにする。まずは、大動脈再建手術、冠血管再建手術、肺動脈形成手術、単心室症修復・Fontan手術の4種類の非解剖学的血行再建手術を要する先天性心疾患(CHD)の手術領域に照準を当て、手術設計システムの開発・医療機器化を行う。
    このテクノロジーを活用することで、これまで経験がなく、術式が決められなかった心臓疾患の術式を決められるようにし、合わせてこれまで定量評価されていなかった心臓手術に定量評価という概念を持ち込み神の手をなくすことを目指す。
  • 対象:教育・アップスキリング、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)
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12. 株式会社Gaia Vision
 センシング・AI技術の活用による災害リスクの軽減

  • 領域:環境
  • 事業年度:2023
  • 事業概要:堤防やダムの効果などを反映した高解像度な予測による洪水浸水予報を実現する。当事業では、実務に使用可能な洪水浸水予測アプリケーションのプロトタイプを構築する。これにより、洪水発生時に適切な避難指示を行い、被害軽減に貢献する。
    このテクノロジーを活用することで、世界的な災害リスク軽減に貢献することを目指す。 
  • 対象:環境問題への対策
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13. 株式会社ハイドロヴィーナス
 センシング・AI技術の活用による人的被害の軽減

  • 領域:環境
  • 事業年度:2023
  • 事業概要:流水環境で発電する技術を活用し、発電・計測・無線通信できるモジュールを河川・水路各所に設置することによりセンシング網を構築する。取得データをクラウドに集めてAI解析し、災害リスク予測や、流量配分を適切に行うための平常時の水門管理に役立てる。
    このテクノロジーを活用し、地域特有の災害における人的被害の軽減を目指す。
  • 対象:環境問題への対策
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14. 株式会社TOWING
 AI、バイオテクノロジーの活用によるアップサイクルと食品ロス削減

  • 領域:食料システム
  • 事業年度:2023
  • 事業概要:未利用バイオマスを活用した高機能バイオ炭による農産物の増収および、食農領域で発生する有機性廃棄物の削減・アップサイクルを実現する。
    これにより、農林水産業分野の生産性向上や環境負荷の低減を実現した、持続可能な社会の形成を目指す。
  • 対象:環境問題への対策
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15.リージョナルフィッシュ株式会社
 バイオテクノロジー等の活用によるタンパク質危機の解消

  • 領域:食料システム
  • 事業年度:2023
  • 事業概要:超高速の品種改良技術とスマート養殖技術を活用し、美味しく、かつサステイナブルな新しい水産物品種の開発に取り組む。環境負荷の低減や養殖事業者の生産性向上に資する品種を開発し、飼育に必要な飼料量の低減効果などの性能を評価する。
    このテクノロジーを活用することで、減少しつつある天然水産資源を保全し、地球環境や生態系に配慮しながら、誰もが健康的な生活を営むために十分な量のタンパク質源を供給することを目指す。
  • 対象:環境問題への対策
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16. Planet Savers 株式会社
 Climate Techの活用による、大気・土壌・海洋の汚染や破壊や生物多様性の損失の解決

※Climate Tech:気候変動対策に焦点を当てた技術全般(例:CO2排出量の削減、地球温暖化がもたらす影響への対応)

  • 領域:地球環境
  • 事業年度:2023
  • 事業概要:無機多孔質材料であるゼオライトをベースとした吸着材を用いて大気中からCO2を回収するDAC(Direct Air Capture)のパイロット装置を開発する。開発にあたり、DACシステムのスケールアップおよび社会実装につなげるべく、必要なデータの取得・知的財産権の取得を行う。
    このテクノロジーを活用することで、CO2排出量実質ゼロを目指す。
  • 対象:環境問題への対策
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