帝人・内川哲茂社長対談(前編)

環境価値ソリューションの提供によって、サーキュラーエコノミーの実現を目指す

  • 2024-07-26

「未来の社会を支える会社」を長期ビジョンとする帝人では、バイオマテリアルの開発や完全循環型のバリューチェーン構築によって、サーキュラーエコノミーの実現を目指しています。その実現に向けては、先端素材を開発・供給する会社から、循環型バリューチェーンの構築を含む環境価値ソリューションを提供する会社への進化が必要になりそうです。同社の内川哲茂社長が描く変革のビジョンを、PwC Japanグループサステナビリティ・センター・オブ・エクセレンスのリード・パートナー磯貝友紀が掘り下げます。

(左から)内川 哲茂氏、磯貝 友紀

(左から)内川 哲茂氏、磯貝 友紀

対談者

帝人
代表取締役社長執行役員CEO
内川 哲茂氏

PwC Japanグループ
サステナビリティ・センター・オブ・エクセレンス
リード・パートナー
磯貝 友紀

※役職などは掲載当時のものです。

必然としてのサーキュラービジネス「利益」と「環境」を両立させる究極のSX

これからの企業経営において、環境・社会と経済成長を両立させるには「サーキュラーエコノミー」が不可欠であることをシンプルなフレームワークで示し、環境問題とビジネスの本質的な関係を整理します。そしてビジネスチャンスの創出や競争優位性の確立という攻めの経営にも役立つ「サーキュラーエコノミー」の実現について、豊富な先進的企業の事例とともに論じます。

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