Technology Laboratoryのコンセプト

産官学の知が循環する、 新しい体験の場

My experience, Your experience, and Our experience

PwCが提唱するクリティカルアジェンダに沿って、テクノロジーを経験し、そして、あなたの経験をみんなの経験とする空間にしていきます。すでに身近になってきたエッセンシャルエイト(最も重要な8つのテクノロジー)が、社会課題の解決にどう役立つのかをストーリーとして体感できます。

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4:22

「人にとっての善」と「地球にとっての善」の両立が求められる社会課題を最も重要な3つの“クリティカルアジェンダ”として定義

人と地球。これからの未来。
私たちPwCコンサルティングは、人にとっての幸せと地球にとっての幸せが同じベクトルに向かうことが望ましいと考えます。
人と地球が互いを幸せにしていく。
それをどんなテクノロジーで達成できるのか。
望ましい未来を実現するためのテクノロジーのあり方とは。
それを探るために、私たちはクリティカルアジェンダを特定しました。

不確実な時代の社会課題に、企業はどう向き合えばよいのか

持続可能な開発目標(SDGs)を織り込んだ経営やESG投資への関心の高まりなど、企業は持続的な成長を続けていくために、社会課題の解決に貢献するビジネスモデルへの転換を求められつつあります。一方、多発する自然災害や新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行により、これまでの事業環境が一変しつつあります。こうした不確実な時代において、社会の在り方や個人の価値観は絶え間なく変化し続け、現在を起点とした将来予想は困難を極めます。

このような中で企業が社会課題の解決に向き合っていくためには、未来を予測し、そこから導かれるいくつものシナリオから次の一手を見定め、迅速にアクションをとっていくことが必要です。

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未来を起点としたイノベーションの必要性

社会課題の解決にあたっては、テクノロジーの進化が鍵を握ります。イノベーションとは、社会課題を解決する技術革新にほかなりません。ロボットや人工知能(AI)、情報処理、通信、ゲノム、新材料など、こうした分野の先端技術には人々の生活を根本から変えるポテンシャルがあります。

では、これらのテクノロジーを通じて人々に幸福をもたらすためには、どうすればよいのでしょう。私たちは、まず実現したい未来を見通すところから始め、重点的に解決すべき社会課題を設定し、それらに対応するテクノロジーを明らかにした上で、技術開発のシナリオを描く、というアプローチが必要と考えます。

社会全体でこうしたアプローチをとるためには、産官学それぞれの立場から異なる領域の専門的知見を統合し、技術開発の在り方を検討する必要があります。社会課題解決に先行して取り組む政府や地方公共団体(官)、先端技術を開発・保有する研究機関(学)、事業化の知見を持つ企業(民)が連携することで、テクノロジーをより有効に活用でき、実現したい未来に近づくことができるはずです。こうした異なるフィールドで活躍する人々を結び付け、議論を活性化する役割を担うことを目的として、PwCコンサルティングはTechnology Laboratoryを設立しました。

Technology Laboratoryの施設

Technology Laboratoryは、先端テクノロジーを体験する施設です。建築家で東京大学生産技術研究所特任教授でもある豊田啓介氏が提唱する「コモングラウンド」の概念を取り入れることで、次世代の空間と情報をつなぐテクノロジーを検証していきます。

コモングラウンドとは、日常空間を人だけでなくAIやロボットのような多様な非人間エージェント(Non-Human Agent)にも可読にする、空間記述の汎用的なオープンプラットフォームです。Technology Laboratoryでは、ロボットが空間情報を認識できるよう、建築の床・壁・天井といった要素をランダムな三角形ポリゴンに分割し、AIに特徴点を読み取りやすくすることで、施設が物理的なハードとしてセンシングを補完し、人とロボットが共生する世界観を表現します。

また、指向性スピーカー、最新の3Dビジュアル機器、大型LEDディスプレイやプロジェクションなど、さまざまなテクノロジーを駆使したプレゼンテーションに始まり、3Dプリンター、レーザーカッター、ロボットアームなど各種アクチュエーターを用いた素早いプロトタイプ開発といった、テクノロジーの実装に直接つながるコミュニケーションを誘発します。さらに、クライアントとの対面の打ち合わせから、アバターを通したやりとり、インターネットによる発信まで、リアルとバーチャルの境界をまたいだコミュニケーションを実践し、新たなイノベーションを誘発するハブとしての可能性を探求していきます。

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主要メンバー

三治 信一朗

パートナー, PwCコンサルティング合同会社

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