Special Contents:Net Zero

PwC Japanグループ アニュアルレビュー 2023

Net Zero × My Interest

2030年のネットゼロ実現後も
社会に必要とされ続けるために
My Interest起点のアイデアを出し合う

ネットゼロとメンバーの専門性を
掛け合わせるコミュニティ

2023年度、PwC Japanは自分ごととしてネットゼロに取り組むメンバーをさらに増やし、より大きなインパクトを生み出していくことを目的として「Net Zero x My Interest」をスタートしました。 これは、自分の関心がある領域や専門としたい領域(=「My Interest」)を起点としたアイデアを出し合い、それらの掛け合わせによってネットゼロの新しい施策を生み出す取り組みです。

2023年6月に開催した「Net Zero x My Interest」のキックオフイベントでは、「100の小さな活動をつくる」ことをテーマとして、業務内容や年代が異なる参加メンバーがさまざまな意見を出し合いました。 ビジネス活動を制限し、カーボンオフセットを活用する縮小型のネットゼロ達成ではなく、人ならではの発想とテクノロジーの力(Human-led, Tech-powered)でビジネスの成長とネットゼロを同時に達成することが目標です。

例えば、人の移動を抑制してCO2排出量を削減しながらも、質の高いサービスを提供するためのアイデアや、CO2を吸収する技術のビジネス化など、私たち自身の取り組みやビジネス機会の創出などについて話し合われました。

今後はPwC Japanのプロボノネットワーク(プロボノ・ボランティア活動の普及を進めるPwC Japan内のコミュニティ)が中核となり、キックオフで出たアイデアを検討し、PwC Japanとして取り組む施策の選定や、そのためのチームづくりなどを進めていきます。

ネットゼロアクションのプレイヤーが増えれば、その分、メンバーが自分自身の言葉で語る多様なアクションが生まれ、より大きなインパクトを創出することができます。プロボノネットワークのメンバーからは「ネットゼロが日々の仕事や生活の一部として、自然に考えられるテーマになれば」という声も聞かれました。

PwC Japanは、目標としている2030年のネットゼロ達成に向けて、さまざまな取り組みを今後も加速させていきます。 その過程で直面した課題とその解決への取り組みをクライアントや社会に還元し、気候変動の領域においても信頼され必要とされるプロフェッショナル・サービス・ファームとなることを目指しています。