Integrity talk ~向上心がある人~

デジタル×グローバルなフィールドで
「素直に学ぶ姿勢」を活かし、日々挑戦

リスク・アシュアランス部 Associate(2021年度 新卒入所)
高橋 朋花

学生時代に習得した語学スキルを生かし、入所間もない時期から活躍

私が所属するリスク・アシュアランス部(以下、RA)は、システム領域のガバナンスやデジタル化が進む業務プロセスなど、企業のビジネス周辺に潜むリスクを洗い出し、未然に防ぐ“守りのコンサルティング”を通じた支援を提供しています。RAが提供する業務領域は幅広いですが、その中でも例えば、大手製造業のITシステムを評価するプロジェクトに参画し「クライアントのITシステムが適切に管理されているか」「不正や改ざんが発生し得る環境ではないか」などの面から評価経験しました。

学生時代は経営学を学んでいたため、ITに明るいわけではありませんでしたが、業務に必要な知識を学ぶとともに、ITに関わる公的な資格試験などの外部試験を受験するなどして、専門知識の習得を進めています。

一方で、学生時代に培った語学スキルが生きる場面も多いです。もともと言語への関心が強く、高校時代にはカナダへの長期留学を経て英検1級を取得しました。大学時代にはドイツへの留学を経験し、現地での生活を通じてドイツ語を学びました。PwC Japan有限責任監査法人(以下、PwC Japan監査法人)では、海外のPwCのメンバーファームや海外クライアントとコミュニケーションを取る機会が多く、現在関与している複数のプロジェクトで日常的に英語を使って業務をしています。英語でのコミュニケーションが必要なプロジェクトに声をかけていただくことが多く、入所間もない時期から得意分野やスキルを生かしてより幅広く働ける環境にとても満足しています。

パートナーとも気軽に会話できる環境で気兼ねなく「Speak Up」

RAへのジョインを希望した理由は、主に3つあります。1つ目は、特定の業界に限定されることなく、社会全体に貢献できる仕事に携わりたかったこと。2つ目は、業務を通じて、多様な経営リスクやITに関連するスキルを習得するなど、高い専門性を身に付けたかったこと。そして3つ目が、PwC Japan監査法人のカルチャーや雰囲気に魅力を感じたことです。

RAはプロジェクト制を採用しているため、複数のプロジェクトに同時に参画することが可能で、さまざまなスタッフと交流するなかで多様なスキルやナレッジを習得することができます。また、組織内での人材交流が盛んであることから、雰囲気はとてもオープン。アソシエイトやマネージャーはもちろん、パートナーとの距離も近く、2週間に1回のパートナー面談では、組織の方針から今後のキャリアイメージまで幅広く話し合うことができています。PwC Japan監査法人には誰もが等しく意見を表明できる「Speak Up」の文化が根付いているため、私も立場に臆せず、自分の考えを発言できています。

必要以上に競争的ではない雰囲気も、私に合っていると感じます。スタッフ一人ひとりにコーチがつき、仕事の悩みや業務の疑問を相談できる環境もあるため、私自身も自らのペースで成長することができています。

真面目で素直。安心して仕事を任せられます

根岸 和也

リスク・アシュアランス部 Senior Manager
高橋さんとの関係性:コーチ

真っ直ぐで素直な人だな」というのが、入所当時からの印象です。入所当時、高橋さんには「仕事はこれから覚えていけばよいが、『挨拶をすること』『人の話をよく聞くこと』『メモを取ること』だけは忘れないように」と伝えたのですが、その3つを率先して実行し続けたのが印象的でした。教えたことを基本に忠実に実行してくれるので、私としても高橋さんを信頼することができ、安心して仕事を任せられています。

業務の何気ない場面でも「挑戦すること」を大切に

私のモットーは「何事も挑戦」。学生時代から、興味を持った事柄には、あれこれ考える前に挑戦してみることが多かったと思います。

それはPwC Japan監査法人に入所してからも同じです。入所間もない時期は、緊張して尻込みしてしまいそうな場面も多々ありましたが、「何事も挑戦」のマインドで積極的に業務に取り組んできました。

例えば、IT資産管理のプロジェクトでのこと。あるIT企業が展開しているサービスを、ユーザー企業が適切に利用しているかを調査する業務を担当したのですが、場合によってはペナルティが課される可能性があるため、どうしてもクライアントは身構えてしまうことから、クライアントコミュニケーションにおいては緊張感があります。実際に、防衛的な雰囲気を醸し出すユーザー企業の担当者に、私も怯んでしまいそうになりました。しかし、第三者の立場として、事実を正しく報告するのが監査法人の役割です。調査の目的を伝え、毅然とした態度で臨みました。

経験豊富なマネージャーや先輩職員からすれば、何気ないクライアントコミュニケーションの一場面かもしれませんが、この経験は私にとって重要な挑戦だったと思います。今後もこうした些細ながらも日常的な挑戦を重ねながら、自らのキャリアを築き上げていきたいです。

キャリアの理想像は「1/10×1/10×1/10の人材」になること

入所から現在までを振り返ってみると、目の前の機会を逃がさず、それに全力に取り組むことの繰り返しだったように思います。学生時代から、長期的なビジョンを固めるよりも、短期的な目標に集中することで道を切り拓いてきたので、キャリア形成においても、そうしたスタイルが私に適しているのかもしれません。今後も目の前の業務に集中しながら自らの専門性を磨き、独自の価値を提供できる人材に成長していきたいです。

イメージとしては「1/10×1/10×1/10」のような人材を目指しています。10人に1人しか習得していないスキルを複数身に付け、それらを組み合わせることで独自の価値を生み出せるような人材です。将来的には、1/10の人材から1/100、1/1000の人材という風に各専門性を向上させていくことで、自分だからこそ提供できるサービス、価値が生み出せる人材になれるのではないかと考えます。そういった理想像に近づくために、語学といった自らの得意分野を生かしつつ、日々の挑戦を大切にデジタル社会における多様な経営リスクやITに関わるスキルを磨き上げていきたいです。また、クライアントやチームメンバーとの良好な関係構築があってこそ質の高い監査やアドバイザリーの提供が可能になると思いますので、チームマネジメントやクライアントコミュニケーションにも長けた存在になりたいです。

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代表執行役 井野 貴章
執行役副代表 アシュアランスリーダー 久保田 正崇

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